本日(923日)時々晴れ間の覗く天候のもと、<ため池>を使った全国でも珍しいトライアスロン大会である「グリーンパークトライアスロン・イン加西」が加西市善防公民館周辺特設コースで開催され、私も大会副会長・兵庫県トライアスロン協会会長として出席をし「競技スターター」を務めさせていただきました。

会場となる加西市は奈良時代の地誌「播磨国風土記」の里であり、約900ともいわれる<ため池>を持ち、鉄道ファンに愛される「北条鉄道」を運行している街として知られています。その街の南側に位置するぜんぼうグリーンパークを拠点に、ダムからの天然水と浄水をたたえた皿池での1.5キロの<スイム>、緑豊かな善防山の麓や北条鉄道の線路沿いを疾走する40キロの<バイク>、最後に皿池を周回する10キロの<ラン>、まさに青と緑に囲まれた、オリンピックディスタンスに相応しいコース設定となっています。

今回で8回目を迎えるこの大会は今年より、初心者の方でも参加しやすいように<スイム>と<ラン>のみで競う「アクアスロン」の新設と西村市長の熱意に加えパラトライアスリートの強い要望が叶い「パラ種目のトライアスロン」を公開競技として新たに開催されることとなりました。種目が増えたため全国各地より314名もの選手が参加され、午前855分、私のエアホーンでの合図で全長51.5kmの競技がスタートをいたしました。この後公務があり会場を後に致しましたがスタート前の選手の皆様の緊張をされた真剣なまなざしから、改めてこの競技の過酷さを感じとることが出来ました。皆様良い記録が出たことと存じます。

2020東京オリンピック・パラリンピック」まで残り2年となりました。トライアスロンでは男子女子部門に加え新たに「ミックスチームリレー」が採用されました。パラトライアスロンでは男女4クラスが実施され、総計11レース33個のメダルが競われ、全世界への放送も予定されております。県協会としても「兵庫県から代表選手を送り出したい。」という目標に向かって、県体協を始め関係団体との協力のもと、総力をあげてチャレンジしてまいります。

最後にエイジグルーパーやパラトライアスリートに活躍の場を提供されている加西市をはじめ、大会長である西村加西市長、大会実行委員会の皆様方に心から御礼申し上げますとともに、大会を支えてくださる地元ボランティアスタッフの皆様方にも厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

  スタート前、一言激励をさせていただきました。

 

      いよいよスタートです。

 

 

  西村加西市長・渡邊県協会理事長とともに。