本日、7月31日(火)10時半から衆議院第一会館の大会議室にて、福井県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県からなる近畿2府5県の国道連絡会総会・総決起大会が開催されました。多くの各自治体の首長さんや職員の方々が早朝地元を出発して来られ、私も同様に、朝6時過ぎの新幹線で上京しました。

 

 決起大会は、兵庫県豊岡市の中貝市長の司会で進行し、洲本市の竹内市長から意見発表、姫路氏の石見市長による決議文の読み上げなどありました。

 

 近畿地方は古くから、産業・文化・学術などの中心であり、今後も西日本の地方創生はじめ様々な政策を力強く牽引していく要衝として中心的な役割を担う地域です。歴史ある観光資源、豊かな農水産物、そして、高い技術力を持ち、旺盛な生産力を発揮する工業地帯、それらを有効に交流させ、効率的に経済効果を生み出すためには、道路網の整備・充実が必要ですが、近畿圏にはまだまだ繋がりきらない部分がたくさん残っています。これらのミッシングリンクの解消が生産性の向上、ストック効果の発揮には欠かせませんし、また、高度成長期に建設された橋梁やトンネルなどで老朽化が進み、そのメンテナンスも必要です。

 

 近畿国道連絡会の総決起大会に続き、会場を衆議院第2会館会議室に移し、兵庫県内の但馬地域国道連絡会、南東部国道連絡会、播磨地域国道連絡会の皆様から現状報告と、切実なご要望を頂きました。つい先だっての台風12号、その前の西日本豪雨と、その自然災害の脅威は身にしみたところです。防災、地方都市間の救急医療支援体制の確立も大切なことです。平常時、非常時を問わず、人・物の安定的な移動・輸送を確保し、地方の成長力を強化する社会基盤としての道路の整備にむけて、有料道路制度も有効に活用しながら、ともに知恵を出し合い、私も全力でその整備推進に取り組んで参ります。