7月2日(月)午後、参議院会館内の会議室にて、第3回阪神湾岸地域高速道路網整備促進議員連盟総会を開催いたしました。超党派の議員で構成しており、大阪湾岸道路西伸部と名神湾岸連絡線、神戸西バイパスの整備促進し、広域的な高速道路ネットワークの早期整備により、慢性的な渋滞の緩和とミッシングリンク解消、利便性を高めることにより、東京の一局集中を防ぎ、関西地方の安全安心な生活確保と、物流の迅速化・効率化による魅力的な地方経済圏の形成に資する事業です。また、好調なインバウンド景気を維持、拡大して行くためにも、本年4月から一体運営となった関西3空港や港、主要鉄道網とのアクセスの向上により、外国人観光客を地方に誘導、多様なニーズに応えることも必要です。

 

高橋克法国土交通大臣政務官はじめ、石川道路局長他の国交省担当者、阪神高速道路株式会社の幸社長や、ネクスト西日本の方々に出席頂き、地元兵庫県の井戸知事、石井西宮市長、岡口神戸市副市長、原県議はじめとする兵庫県議員連盟団、安達市議はじめの神戸市会議員連盟団からのご意見、ご要望を伺いました。

 

阪神高速神戸線の渋滞は全国でワースト1位という現状を踏まえ、大阪湾岸道路西伸部の整備によって、移動時間の短縮や物流効率化が図られ、代替路の確保が可能となることで交通集中が緩和され交通事故の削減や沿道環境の改善に繋がり、さらには最先端の医療拠点へのアクセス性が向上や企業進出の加速等地域の活性化も期待されます。

 

また名神湾岸連絡線の整備では、大阪市中心部を経由せず名神湾岸連絡線を通ることで空港間の移動時間の短縮や、交通の分散による渋滞の緩和、物流の活性化、また災害時に強い道路ネットワークの確保や交通安全の確保が期待されます。

 

第二神明道路は、阪神高速神戸線から西側に接続しており、1日に10万台以上の通行するため、自然渋滞、事故による大渋滞も頻発しています。今年度から、ネクスト西日本による有料道路事業が導入され、自動車専用道路部の早期完成と、ランプ接続に必要な一般道路部を自動車専用道路部と同時に完成させることが必要です。

 

 大きな予算が必要です。それだけに知恵を出し合い、無駄のない、10年、20年、30年、そのもっと先の国民生活の為に、真に必要で安全安心、有用なインフラ整備を進めていかねばなりません。引き続き、国と地方のパイプ役として、

本議員連盟と県議会、市議会の議員連盟並びに兵庫県、神戸市、西宮市、国土交通省、阪神高速道路株式会社とともに連携し、阪神湾岸地域の高速道路網整備推進に全力で取り組んで参ります。