「日本・マダガスカル議員連盟」総会に出席しました。笠原一郎駐マダガスカル特命全権大使、ミレイユ・ラザナマララ・ラクトゥマララ駐日大使らと懇談いたしました。

 

 実は昨年の7月21日から1週間ほどですが、マダガスカルを訪問し、同国の貨物取扱量の約9割を占めるトアマシナ港の整備課題について、意見交換を行っています。

 

 

 

 

マダガスカルは東部・南部アフリカへの玄関口に位置する要衝で、石油やニッケル・コバルトといった天然資源が豊富な国です。IMFによると、2017年の経済成長率は4.3%で、サブサハラ平均の2.6%を上回っています。

 

その一方で、インフラ・貧困・財政などの問題を抱えています。特に貧困問題については、国民の91%が1日2ドル以下での生活(2013年)を強いられており、早期の解決が望まれます。

 

現在、我が国は「トアマシナ港拡張計画」「アンバトビプロジェクト」などを通じて同国の発展に貢献していますが、今後も両国の関係を密にしていきながら、マダガスカルの発展に尽力してまいります。