9月29日(金)、地元・兵庫県新温泉町から岡本英樹町長、小林俊之議長、浜坂漁協の川越一男組合長、猪坂悦司商工会長はじめとする陳情団が上京され、

皆さんとともに、水産庁、国交省、財務省と回り、地元からの要望をお伝えするとともに、実現に向けた有意義な意見交換を行ったまいりました。

 

 私自身、山陰近畿自動車道整備推進議員連盟・副会長として、その完成に向けて推進に取組んで来た「浜坂道路」が11月26日に開通式を迎えます。この度の「浜坂道路」開通に続き、その先の「栃谷~居組間」の「浜坂道路Ⅱ」の切れ目のない平成30年度事業化を強く願うものです。

 

 兵庫県、そして鳥取県、京都府へと広がる、日本海沿岸地域では、豊かな自然環境を背景とした観光・農林水産資源を最大限に活かした地方創生に取り組んでおり外国人観光客の増加や、新たな企業の進出など、地域間の交流や産業の活性化が進みつつあり、「多大なストック効果」をもたらしています。

 

 一方、近年、国内での魚離れや、過疎化により厳しい経営状況が続く漁業者に対して、更新期を迎えた漁船や機器の取り替えや、新型船建造、また安全な漁船の出入港に必要な港の整備、そして漁場での安全な操業環境の確保も深刻かつ重要な問題です。

 

 いずれにしても、地方の魅力を最大限に活かし、ストック効果を最大限発揮させるためには、高速道路の整備を進め、日本海沿岸に点在する観光拠点の更なる連携を図り、周遊性を高めること、観光資源としての新しい価値を創出することが重要です。 松葉ガニ、ホタルイカはじめとする新鮮な魚介類を京阪神の大消費地へいち早く届けることで、水産資源の競争力を向上させ、日常生活や地域医療、大規模災害においても、地域同士を道路ネットワークで結び、相互に連携し助け合うことは、今後より一層必要になってきます。 その為にも今回の「浜坂道路Ⅱ」の早期事業化は重要です。

 

 引き続き、皆様とともに全力を尽くしてまいります。

 

国交省・森技官に要望書をお渡ししました。

 

兵庫県にも度々足を運んで下さる石川道路局長と。

 

財務省・中山主計官への「浜坂道路Ⅱ」早期事業化、下水道事業に

対する国庫補助制度継続などへの要望と意見交換。

 

水産庁・長谷長官への要望と意見交換。川越組合長からは、

漁場での北朝鮮からの脅威についても説明。

 

せっかくの機会ですので、国会議事堂内も見学していただきました