本日、豊岡市にて22回目となる北近畿豊岡自動車道・山陰近畿自動車道早期実現促進大会が開催されました。私は、国土交通副大臣として出席させていただいた昨年に引き続き、今年も出席いたしました。会場には約1000名もの地元住民の方々が集結され、早期完成を期待する地元の熱い思いが今年も大いに伝わってきました。


私からは来賓祝辞として、「3月に出席した北近畿豊岡自動車道八鹿日高道路の開通式典は、喜びと希望・期待の思いが交錯したすばらしい式典であったこと、北近畿豊岡自動車道が開通後多くの方に利用されていること、道路は攻めの行政であり両道路の整備が地域の発展につながること」などをお話させていただきました。


私の他に来賓として出席された谷公一衆議院議員からは、「他の地域並みの基幹的なインフラを整備し、命を守り、生活を向上させ、人を呼び込まなければならない」との強い訴えがありました。


7月に5期目に当選された井戸敏三兵庫県知事からは、「道路は地域の活力を生むために重要。できるだけ早いネットワーク化を」との訴えがありました。またこの場で、県が事業を行っている山陰近畿自動車道浜坂道路を11月26日に供用することについて発表がありました。
来賓祝辞の後、大会決議文が採択され、地元市町長の皆様から要望書をいただきました。早期完成に向けて全力を上げていかなければならないと決意を新たにしました。


基調講演では、昨年に引き続き東京からお越しいただいた森昌文国土交通省技監から、「地域活性化に向けた道路の活用策について」と題して、他地域の事例等を紹介しながら、地域づくりのあり方等についてわかりやすくご講演いただきました。


その後、豊岡市立日高東中学校2年の藤本さん、新温泉町立浜坂南小学校6年の奥村さんのお二人から、それぞれ「誰からも愛される道」「未来へつなぐ」と題して、意見発表がありました。それぞれ工事現場を見学した経験を踏まえ、両道路が人々に愛される道になり、地元を活気に満ちあふれた住みよいまちにしてくれること、両道路を未来へしっかりと引き継いでいくことなど、両道路への期待や決意が込められた素晴らしい発表でした。


最後に、大会の締めくくりとして、浜上香美町長の発声により、北近畿豊岡自動車道・山陰近畿自動車道の早期完成を願う決意を新たに、総勢1000名が気勢を上げました。


今後とも、北近畿豊岡自動車道・山陰近畿自動車道の一日も早い整備に向け、国・県・地元市町と連携しながら、全力で取り組んで参ります。