24日午後、衆議院第一議員会館で開催されました山陰近畿自動車道整備推進決起大会に出席しました。本決起大会は、山陰近畿自動車道の整備推進のため、山陰近畿自動車整備推進議員連盟と京都府、兵庫県、鳥取県の3府県による山陰近畿自動車道整備推進協議会が共催したものです。

 

 山陰近畿自動車道は、日本海側で都市間の連携を強化し、都市の規模を活性化するとともに、広域観光の促進や災害時の代替路を担うなど、日本海国土軸を形成する上で重要な道路です。鳥取県行きでは岩美道路が本年3月に部分開通し、京都府域では、野田川大宮道路が先月末に京丹後市域で初めての開通となりました。また、兵庫県域では、浜坂道路が平成29年度に開通を予定するなど、山陰近畿自動車道の着実な整備が進んでいる状況です。

 

大会には、石破茂議連会長、谷公一・新事務局長を始めとする議連のメンバーや、山田京都府知事、井戸兵庫県知事、平井鳥取県知事、中貝豊岡市長など地元市町長、井坂・新温泉町商工会会長など地元関係者、合計約200名の関係者の皆様がご出席され、それぞれ本道路の必要姓や期待される効果を訴えられました。

 

 私はこれまで本議員連盟の事務局長を務めてまいりましたが、このたび谷公一先生に事務局長職をお願いし、新たに副会長に就任させていただくことになりました。私からは、山陰近畿自動車道は地域間交流にとって大変重要であるのみならず、この地域はジオパークや新鮮な魚介類など観光資源が多いことから、本道路の整備によって国内他地域や海外からの観光客の増加や地方創生への後押しが期待されることや、現在50%近い事業化率を着実かつ早期に高めていくため、関係者が一丸となって取り組んでいく必要があることなどについて申し上げさせていただきました。

 

 最後、広瀬養父市長、浜上香美町長、岡本新温泉町長による発声の下、「がんばろう」三唱で決起大会を無事に終えることができました。長期かつ安定的な予算確保のため、今後ともしっかりと取り組んでまいります。