今日は私が事務局長を務める瀬戸内海再生議員連盟が開かれ、瀬戸内法改正法案成立を受けた各省庁の今後の取り組みについて、ヒアリングを行ない、意見交換を行ないました。

 環境省からは漂着ごみや漂流・改定ごみの総合的な対策の検討を行なうこと、海岸漂着物等の対策を行なう自治体への補助事業等について、水産庁からは藻場・干潟、漁場の造成や底質の改善、資源管理や栄養塩管理への取り組みについての説明がありました。

 また、瀬戸内海環境保全知事・市長会議からは、今年11月に「瀬戸内海を豊かで美しい里海として再生するための緊急提案書」が提出されたことも踏まえ、代表して井戸敏三・兵庫県知事から挨拶があり、瀬戸内海関係漁連・漁協連絡会議からも、当議連に対して「瀬戸内海を豊かなとするための要望書」が提出され、山田隆義・兵庫県漁連会長からご挨拶がありました。



 議連の閉会後、場所を変えて都市センターホテルにて、「瀬戸内海環境保全特別措置法改正記念のつどい」が開催され、改めて瀬戸内海環境保全知事・市長会議、瀬戸内海関係漁連・漁協連絡会議から法案成立の御礼を頂戴し、議連からも、会長の塩崎恭久・厚生労働大臣から返礼と、今後瀬戸内海再生に向けて益々取り組んでいく旨の意思表明をしていただきました。

 瀬戸内海を、今回の法改正で謳った通り、「美しい景観が形成され、生物の多様性及び生産性が確保される等、その価値及び機能が最大限に発揮された豊かな海」にすべく、国、関係府県・市をはじめとする関係者と一丸となって、取り組んで参りたいと思います。