12月13日<神戸市勤労会館大ホール>において≪NPO法人TOSS・RWC
組織委員会主催 ラグビーワールドカップ2019推進教育セミナー≫が開催
され、私も来賓として参加し、ご挨拶をさせていただきました。
ラグビーは先のイングランド大会で、五郎丸をはじめ日本代表選手の大活
躍により、これまでのラグビーファンも、今までラグビーの試合をほとんど
観なかった人も大いに盛り上がりました。そして、ご存知の通り、2019年
にはワールドカップが日本で開催され、神戸もその開催地に決まっています。
このセミナーでは、2019年日本大会にむけて教育の場から大会を盛り上
げられるよう、そして、ただの流行で終わらせることなく、子ども達に様々
あるスポーツの中のラグビーを知り、そのいいところを引き継いでいって
ほしいと願い企画されました。
そして、今回の目玉は「RWC2019はどのような大会を目指すべきか」を
テーマとして【ラグビー界のビッグ3】平尾誠二氏(神戸製鋼総監督)・
嶋津昭氏(RWC組織委員会事務総長)・坂田好弘氏(関西ラグビー協会
会長)による、シンポジウムも行われました。
大会成功のポイントは「試合を観るだけでなく、どちらにも属さない中間層
を含めた多くのファンに時間や空間を心から楽しんでもらうためのシステ
ム、ホスピタリティーの構築」そして「企業にはビジネス力を活用して楽しむ
仕組みをどのように作るか」「メディアには露出を高めて盛り上げ役として
期待している」などの意見がでました。
私は、日本ラグビー協会名誉会長であり、東京オリンピック・パラリンピック
組織委員会会長でもあられる、森元総理と親しく、ご指導を賜っております。
幅広くスポーツ振興に情熱を注がれた森先生ですが殊にラグビーにかけ
ては話に熱がこもられます。微力ですが森先生とのご縁もありますので、
日本でラグビー文化がさらに大きな花を咲かせるよう努力してまいります。
競技人口は世界で500万人、日本は12万人といわれていますが一人でも
多くの若者が興味を持っていただきたいです。そして、2019年には大勢の
外国人観戦者が来られます。「もてなしの心と治安の良さを大切にしていく
日本国でありたい」と願っております。
努力したいと存じます。
*RWC=ラグビーワールドカップの略。








左から2番目が嶋津氏 右端が平尾氏