11月15日<南あわじ市文化体育館>において≪市制10周年記念式典≫
が行われ、私も来賓として出席し、ご挨拶をさせていただきました。
南あわじ市は兵庫県の最南端の市であり、平成17年1月11日に三原郡
三原町、緑町、西淡町、南淡町の4町が合併して誕生した市で、今年で
10周年の節目を迎えることになりました。日本一のたまねぎや乳製品
、淡路ビーフ、ハモや鯛、淡路瓦など、すばらしい「ふるさと資源」を
有している市です。
昨年は3月に<うず潮を世界遺産にする淡路島島民の会>、8月には<
うず潮の世界遺産登録を推進する淡路島議員連盟>が発足され、私も
その中の一人です。決して、「見果てぬ夢」としたくありません。「千
里の道も最初の一歩から」です。地道な努力を地元の皆様、仲間の議員
と重ねて実現して参りたいと強く願っております。
それから、今年9月には<瀬戸内海再生議員連盟>の事務局長を務めて
協議を重ねて参りました、参議院先議の<瀬戸内海環境保全特別措置法
>改正法が25日にようやく、衆院本会議で可決、成立いたしました。昭和
48年以来の抜本改正です。この法案は「かつて赤潮が頻発し[瀕死の海]
と呼ばれた瀬戸内海を水質規制だけでなく、水産資源が豊富な[里海]を
目指す」もので、漁獲量減少やノリの色落ちに歯止めがかかると期待さ
れています。
明石海峡大橋が開通して既に17年となります。橋が開通しても人口減少
が続いております。この問題は淡路島だけの問題ではなく、東京圏や沖縄
などを除けば、人口減少社会に入ったことがうかがえます、少子高齢化
問題は<課題先進国>として、世界の手本とならなければなりません。
「長生きして良かった」という社会を作るのは国の責任が大です。
「長生きして良かった」という街を作るのは県市町村の責任が大です。
共に知恵を出し合い乗り越えたいと考えております。