本日、私が会長を務めさせていただいている大阪湾岸道路西伸部整備促進国会議員連盟を開催し、公務ご多忙の中、地元からは井戸敏三・兵庫県知事と久元喜造・神戸市長、国交省からは森昌文・道路局長にご参加をいただきました。

 首都圏では、昨年度末に中央環状線が完成し、引き続き東京外郭環状、圏央道などオリンピックに向け環状道路が整備され、着々とインフラ網が整備されているところであり、中京地区においても環状道路は全て事業化され、平成32年には両地域とも完成の目途となっています。

 東京圏の人口は全国の28.1%、関西圏は14.5%、兵庫県は4.4%。資本金50億円以上の大会社の本社所在は、東京圏55%、関西圏15.2%、兵庫は2.7%。地方創生は待ったなしです。

 大阪湾岸道路西伸部の整備で、兵庫県の雇用機会の拡大、若い世代、子育て世代の働き口を確保し、関西圏への人の流れを創出し、関西全体を創生することも期待できます。

 まずは平成28年度に9期14.5kmの事業化決定を目指すとともに、広域的なネットワークを形成する重要な路線であることから、国が主体となって整備を行うこと、そして道路整備にかかる財源の確保をしっかりと行うことで、神戸市、兵庫県の財政負担には極力配慮すること等を、議連会長として、国会議員の先生方と共同戦線を構築しながら、一歩一歩着実に前進するべく、微力を尽くして参りたいと思います。