5月28日(木)、参議院外交防衛委員会で、防衛省設置法改正案審議の一環として、目黒区の防衛省技術研究本部艦艇装備研究所を視察して参りました。
防衛省技術研究本部は、昭和27年8月に保安庁技術研究所として発足した機関で、これまでに各自衛隊が使用する数多くの装備品を創りだしてきた機関であります。

人質救助に大きな力を発揮するであろう、壁の向こう側で動く物の位置を、微震動によって特定できる装置などの説明を受けました。また、水槽試験施設、防護服、ロボット等、数多くの装備品を視察しました。

今国会で、防衛装備庁(仮称)が新設されることで、陸空海の各自衛隊で個別に管理していた装備品の開発、購入から廃棄まで一元管理することで、コストを抑制でき、受注も確実になるという利点があります。さらに国際的な防衛装備・技術協力を拡大できると思っております。

日々、日本を取り巻く情勢は一段と厳しい環境となってきております。防衛省一丸となり、日本の防衛技術を育成し、諸外国との情報交換や共同研究などにおいても、国際協力を積極的に推進していってもらいたいと思いました