本日、朝8時から開催された自民党国防部会勉強会に出席をし、自衛隊の統合運用に関する現状と課題について意見交換を行いました。

 統合運用とは、陸海空3自衛隊の指揮・命令系統を一元化する運用体制で、2006年にスタートしました。これまで防衛庁長官の指揮・命令は、陸海空の幕僚長を通じて行っていましたが、新たに長官の補佐機構として「統合幕僚監部」を設置し、長官の指揮は統合幕僚長を通じて行うこととなりました。

 脅威の多様化や安全保障環境の変化が世界規模で進む中で、自衛隊の役割も年々拡大しつつあります。その中で、政府の危機管理体制の強化とともに、自衛隊の統合運用体制の強化も重要視されています。

 私からは現場の運用について、情報の統一化等について、特に島嶼防衛や辺境防衛といった場面で困難がないか等、質問をさせていただきました。

 今後も継続して勉強会が行われるとのことですので、国民の安全を守る国防政策を、私も政治家の重要な責務としてしっかりと勉強して参りたいと思います。