八戸機船漁業協同組合が、東日本大震災からの復興を目的として、国・県による「共同利用型漁船等復旧事業」の支援を受けて建造していた、わが国初めての欧州型トロール船「第五十一開洋丸」(総トン数605トン)が竣工し、7月23日その一般公開が行われたので、私も会場の有明多目的ふ頭に視察に行ってきました。

同船は今後、「がんばる漁業復興支援事業」の一環として、一般社団法人日本トロール底魚協会が事業実施者になり、八戸で被災、流失した船の代船として、開洋漁業株式会社が使用します。
これによる八戸地域の水産復興への貢献が大いに期待されていますが、建造に当たっては、遠洋トロール漁業の漁業環境、経営環境を考慮し、国際競争力を持ち安定した漁業経営が可能で、将来にわたり安心かつ快適に乗組員が働ける環境を目指した設計となっているとのことです。

詳しい説明は次のとおりです。

・日本で初めて、北欧技術を取り入れた漁具、装備や幅広の船形を導入し、甲板の作業性を改善するとともに、安全性を高めた。
・360度の視界を確保したブリッジとし、安全性を高めた。
・欧米製の魚群探知機、トロールセンサーなどを装備し、電動ウインチとオートロール装置を利用することで、曳網時の安定性、効率の向上を図った。
・EU認証の取得も可能な加工設備とし、高品質な製品の製造を可能にした。
・居住性を被代船比で約1.9倍に広げ、快適な船内生活を可能にした。

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