今、ストップウォッチをテーブルの上におき、時間を計りながら、テレビ収録の原稿を書いています。
テーマは、社会保障や安全保障、空港の統廃合、高速道路料金問題・・・
などさまざまです。
すべての政策には光と影があります。
光の部分を強調するときはいいのですが、影の部分を語るときには表現に誤解が生じないか?当事者を傷つけることがないか、とても気を配っています。
この前、昔からの友人から、「自民党のマニフェストは総花的で面白くない」とのお話を頂きました。
確かにマニフェストを目にした方々は、「野党なのに華がない」と感じるかもしれません。政策通の方は評価して頂けるかもしれませんが、選挙においては残念ですが、国民受けはしないと思います。
目玉となるような政策はありません。消費税「当面10%引き上げ」が盛り込まれ、むしろ、国民に負担を押し付ける項目が注目を集めています。
総務省統計局の推計では、高齢化が急速に進展し、40年後には日本の人口は
65歳以上の高齢者が35.7%を占めると予測しています。一方、経済は中国のような高度成長を望めないのが現実です・・・
民主党のようなバラマキ政策で国民に幻想を抱かせましたが、幻想はしばらくすると消えるものです。
本当に必要なことは幻想ではなく兵庫県の現実を直視して、具体的な政策を提示しそれを実現することです。
これは小さくて目立たず、マスコミも注目しません。
これからの政治家は腹を据え、国民に分配より負担をお願いすることが多いのです。
辛くても、正直に語ることが最終的には国民の皆様の信頼を勝ち取れると信じています。
百の技術より、確信と真心でしょう。正々堂々と確信を持って、心を込め、訴えていきます。