先日、司法書士会が行っている東日本大震災の巡回相談に参加するため、岩手県に行きました。
仮設住宅を一軒一軒回り、相談がないかお話をするというものです。
いきなり「何か相談はありませんか?」と伺っても、「ありません。」で終わってしまうので、世間話から入るようにします。
仮設住宅の入居率はかなり低く、半分以上は空室だったように思います。
しかし、周囲はどんどん新たな入居先は決まっているのに、未だに入居先が決まっていない方もいらっしゃるので、その不安は計り知れないと思います。
私がお伺いした方の中には、諦めのような感情のある方もいらっしゃるように思われました。
このような巡回相談が少しでも被災者の方のお役に立てれば、と思いました。