今日9月9日は
「重陽(ちょうよう)の日」

別名、何の日だかご存知ですか?

3月3日は桃の節句
5月5日は端午の節句
9月9日は…




菊の節句です

月曜日なので、今日はテレビ静岡の「ただいまテレビ」生出演でした




放送中に、「重陽の日」の説明が気象予報士の小塚さん(左)からあったのです

「笠井さん、桃の節句や端午の節句に比べると、注目度が低いですかね」とキャスターの蓮見さんから問いかけられましたが

実は、我が家にとって、9月9日は、注目度が高いのです

亡き父の誕生日が9月9日ですから



長く地方公務員、狛江市役所の職員を務め、最後は狛江市の
「むいから民家園」の園長(事務局長)も務めていました



弟2人も公務員なので、私だけ特別な道を歩んでいるように見えますが、父はよく私に話してくれていたのは

「自分の好きな道を自分で選んで進みなさい」


実は父、早稲田大学、第二政治経済学部を
卒業して



人形劇団「太郎座」に就職したのです





なかなか、アグレッシブな就活ですよね

地方の旅回りをしたり
NHKの教育テレビで、人形劇の操演などもしていたそうです

しかし、心配性の祖母が、それでは子供を育てていけないだろうと言うことで
実家の茨城に呼び寄せて

「日立市役所に職を見つけておいたから、そこに勤めなさい」

そして、父は、人形劇団員の道を諦めて、公務員となったのです

しかし、枠からはみ出た公務員だったようで

社会教育の現場で、青少年を育てると言っては、地元のイベントで活躍できる司会者を育てあげたり

狛江市の公民館の館長になると
青年グループの演劇を手伝って
照明係を担当したり
自らも役者として舞台に立ったりしていました

子供の頃観に行きましたよ

ですから、私にも、父の血は流れているのです

父は私にとっては、何一つ不満のない、尊敬すべき存在でした

我が息子たちは、私に対して
批判的な意見や不満もたくさん持っているようです

60を超えても、なかなか父に追いつくことができません

最期は認知症でしたが、明るく
朗らかなおじいちゃんでした




今日は、父の誕生日

父に「頑張っているね」と褒めてもらえるように生きていかなければいけません

菊の節句には、菊酒を飲む習慣があるそうです



それで献杯も良いのですが
がんから社会復帰した以降は
お酒を絶っているのでね

オヤジ、誕生日おめでとう!