舞台の稽古が始まりました
8月29日から公演が始まる
シェイクスピア4大悲劇の名作
「リア王」
初日から千秋楽まで
「本格舞台初出演」となることを
先日報告させていただきました
その稽古がついに始まったのです
朗読舞台しか経験がない私
しかも、シェイクスピアです
特別にお願いして事前に稽古をつけていただきました
主演のリア王役、横内正さんが、演出と上演台本も担当していらっしゃるので、水戸黄門の格さんや、暴れん坊将軍で有名な横内さんの直接稽古です
いやー厳しかったです
これまで私がやってきた朗読舞台とは全く違う
医師の役ですが
最初はやる気満々だったんです
しかし！
「声に艶がありすぎます」
「それはアナウンサーとしてのしゃべり癖ですね」
「台本の句読点を意識してそのまま切ってはいけません」
「大体60歳位の役ですが、笠井さんは若々しいので、もっと歳をとった感じが話し方で出るように」
「前半はいいのに、後半になると笠井さん自身が顔を出して笠井さんのキャラクターが出てきてしまう」
「年寄りと言うものは、1回のブレスで、ゆっくりと長くしゃべるものです。そこを意識してくだい」
次から次へと指摘や、ダメ出しがあって
さすがにかなり凹んできました
長年、アナウンサーをやってきて
これだけ色々と指導されるのは
新人アナウンサー以来、35年ぶりでしょう
特に、アナウンサーは、
文章の最後の「〜です」とか
「〜ました」は、やや“息声”になって
優しく丸めていくことが多いのですが
横内さんにはそこを強く指摘されました
「セリフの最後までハッキリとゆっくりとしっかりとしゃべる」
同じしゃべる世界でも、全く違うのだなと
とても良い経験をしています
これぐらいでくじけていてはいけません
次の稽古に向けて、しっかりと自主練習をしなければいけません
横内さんは
シェイクスピア劇のセリフ回しの美しさといったものをとても意識してらっしゃって
特にイギリス人俳優の英語におけるシェイクスピア劇のセリフの美しさをお話ししてくださいました
普段私が生きている喋りの世界とは、次元の違う世界に入った感覚でありました
とても刺激的で興奮しました
まだ始まったばかりです
三越劇場での8月29日の本番初日に向けて頑張ります！
そして、
いよいよ三越劇場「リア王」
チケットの発売が始まりました
8月29日から9月2日まで
スケジュールはこうなっております
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サイトのURLはこちらです
https://j-stage-i.jp/
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プレビュー公演はお安くなっております
皆さんの前で役者姿を見ていただけることをとても嬉しく思います
私は医者の役
がんばります
よろしくお願いいたします
