新札を求めて
早る気持ちを抑えつつ
いよいよ日銀に突入です 



入り口には、ちょっと怖そうな警備員の方がいて

「何の御用ですか?」
「新札に交換しようと思って」
「それでは入り口に係のものがいますのでそちらへどうぞ

(やった)

行列ができていると思いましたが、そんなことなく、すんなりと玄関に行けました



すると、玄関前で二人の日銀職員の方が
「どうされましたか?」
「新しいお札を」
「古いお札と交換ですね」
「はいそうです」
「交換されるお札はどんなお札ですか?」

と言ってカラーの紙を見せてくれました



「上の3つです」

古いお札、と聞かれましたが、今使ってるお札を交換に来たのです

「そうですかぁ、申し訳ございません。交換はやっていないんです」

なんですと!

気温32度の中、駅から10分
汗だくになって、ここまで歩いてきたのに

「だってラジオで交換できるって言ってました」

と、言おうと思ったら

「こちらの下の3つの古いお札か、やぶけてしまって使えなくなった今のお札、どちらかしか交換できないんです」

なんですと!

条件付き交換だったのです

かじりついて、ラジオ聴いていたわけではないので

「日銀で交換できるんです」
の部分だけしか耳に入ってきてませんでした。

うわ!!!
失敗した
あわてんぼう 😢

玄関の中に1歩も入ることができませんでした(笑)

失意の中、遠くから日銀の外観を撮影していると

私と同じ人が!



中で、係の人たちが必死に説明してました

おそらく
「すみません。交換できないんです」
と話しているんでしょう

ご同輩、あなただけじゃありません
ここにもいます(笑)



優しい日銀の職員さんは交換できる。古い紙幣を家で探してみてくださいと、カラーのチラシをくれました

そして、なんと、破れた紙幣の交換の基準まで分かるチラシをくれました

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一瞬、この基準に従って
どこかでお札を破こうか⁉️と
一瞬だけ頭をよぎりましたが
やっぱりそんな勇気はありませんでした

バチが当たりますよね
犯罪ですよね

実は、家族それぞれにプレゼントしようと思って
5万円用意していたのです

「さすがお父さん!ありがとう」

と、みんなに喜ばれるイメージトレーニングまでしてました

ほんとに悲しい

♪I Can't Stop ザ・ロンリネス♪
悲しみが止まらない

しょぼくれて地下鉄に乗ろうとしていたら

日銀の向かいのビルの広場に
人だかりが



なにこれ?

なんとアイス、プレゼント中




うぉーーー!

超ラッキー

30度超える暑さの中
アイス無料プレゼントキャンペーンに遭遇するとは

真面目に、これ私がいつも言っている

「引き算の縁と足し算の縁」

マイナスの体験の先にプラスがあるんです

だから諦めちゃいけない

ほんとにそうでした

しかも、アイスが流れてる



楽しい

そして、アイスおいしかった!



ありがとう、流しアイス