「こんなイベントがあるわよ」

妻が教えてくれたのは

今週土曜日に国分寺にある

カフェでの小さな映画の上映会


【ある春のための上映会】




東日本大震災、大川小学校で小学校6年生だった妹さんを亡くした20代の若き映画監督、佐藤そのみさんが創った

映画とドキュメンタリー二本立ての上映会です


大津波で84人の小学生と職員が亡くなった大川小学校の悲劇は皆さんもご存知だと思います



あまりにも悲惨な状況だったので

「とくダネ!」では、住民の信頼を得ている長嶋なぎさディレクター以外は現場には行ってはいけないルールができていました


私も取材したかったのですが、大川小学校周辺に取材で行けたのは5年以上経ってからでした



とくダネ!では、津波から生き延びることができた当時小学生だった只野哲也くん(てっちゃん)を長嶋ディレクターが、発災直後から10年にわたって取材をし寄り添い続けていました



私ががんで入院すると、大人になったてっちゃんからメッセージとお見舞いが届いたのが、忘れられない思い出です


津波でお母さんと妹さんを亡くした哲也くん、人の命の大切さを本当にわかっているんだなと

涙が出てきたのを覚えています


一昨年の3月11日には、大川小学校前で再会しました




仲間と一緒に慰霊集会の準備に邁進していました


その辛さを、生き延びた人たちは、どういう形で人生に反映させていくのか…


大川小学校で震災の語り部を続け、新たなコミュニティー作りに尽力している哲也くんの歩みを見ていて、感心したり、驚いたり、そんなふうに考えているのか、と思うこともしばしばありました



佐藤そのみ監督は、

中学校2年生の時に妹を失ってしまい、それを映画にすること、作品にすることで、妹さんと向き合っています



作品には、マスコミに対する批判的な思いも織り込まれているようです


私は思わず会場となっている国分寺のカフェスローに電話をしました


「何かお手伝いさせてもらえませんか?」


怪しかったと思います(笑)


名前を名乗っても、先方が私のことを知らなければ、いや知っていたとしても、ちょっと変でしょうからね


佐藤監督にまで話が行って

快く受け入れてくださいました


上映後に佐藤監督のトークイベントがあるので、私が聞き手としてそのお相手をボランティアでさせていただくことになりました


長嶋ディレクターに連絡をすると、なんと佐藤監督とは知り合いで、映画に関して相談に乗っていたそうです


みんなつながっているんだな…


もちろん哲也くんにも報告しましたよ


もしお時間ある方いらっしゃいましたら国分寺カフェスローまでいらっしゃいませんか?


今週3月23日土曜日

18時上映開始

映画を上映した後、佐藤そのみ監督のトークイベント


20時半ごろ終了予定だそうです


申し込みが必要なようです


詳細、申し込みはこちらからどうぞ


よろしくお願いします!