宮崎大学で講演会がありました!

あ、特任教授になったわけではありません(笑)

大学の会場を借りた【里親講演会】です

様々な理由から、親元で暮らすことができなくなった。お子さんたちを我が子として育てる制度がありますが、日本ではなかなか広がっていかないのが現実です


そこで啓発のための講演会

実は、友人の

バイリンガルフリーアナウンサー

野口美穂さん(@mihonog )生まれたばかりの赤ちゃんと特別養子縁組をした里親なのです


野口美穂さんとは一緒に東京国際映画祭のオープニングセレモニーの司会をした仲間であります


その野口さん、里親制度で今は可愛いお嬢さんのお母さんです

里親の素晴らしさや大変さなどについて、実際に話を聞いて講演内容に盛り込みました

欧米に比べて、なぜ里親や制度が進まないのか

海外生活の経験のある野口美穂さんはそれを肌で感じていました


日本では、里子と言うのは

「かわいそうな子供」と言うイメージが先行します


お母さんも、お父さんも、若すぎて、育てることができないので、里子に出す

虐待やネグレクト、貧困で施設に預けられていた子供を里子として育てる


そうした負のイメージが、どうしてもつきまと言います


野口美穂さんが不妊治療で大変な思いをしていて、年齢も高くなってきたので悩んでいると、海外の友達は


「里親になればいいじゃない」


と、非常に明るく、

なんでそんなことに悩んでるの?

という感じで答えてくるそうです


確かに、海外の芸能人を見ても

ほんとに、養子縁組でお子さんを当たり前のように育てる方がとても多い


野口さんによれば、海外で里子は


新しい家族が見つかった

【幸せな子供】


里親、里子と言うのはハッピーなイメージなんだそうです


一方、日本では

「血が繋がっていないのに育てるのが大変」

なんて言うことを言う人も多いのですが、血が繋がっているとかいないとかではなく、1つの命を育てることは大変なことですよね


講演会には、里親制度に興味がある方などが沢山参加してくださいました

ももたんと、かぐやんは、里親制度のイメージキャラクターです

 

桃太郎も、かぐや姫も

おじいさん、おばあさんに育てられた、言ってみれば里子なのですよね


なかなか目のつけどころが上手だなと思いました。


私の講演会の前には、実際に里親になった方の体験談といったものも聞かせていただきました


その苦労は、確かに山あり谷あり

しかし

うちの思春期の息子たちとあまり変わらんなあ

「血がつながっていないから、育てに苦労している」

そういうことではないんだなということが、より明確になりました


むしろ、里親はお子さんができずに苦労する人生から、次のステージ進む重要な選択肢の1つなんだということがわかりました


子育ての苦労も幸せの1つ…


と、里親の方の笑顔を見ながら強く感じました


一つ重要なことは、幼いうちから、育ての親だと知らせておく事だそうです


野口さんも、お母さんは、2人いると話しています


私の講演内容では幸せに暮らしている野口美穂さんの体験談はとても貴重です


不妊治療をやめて、里子のお嬢ちゃんの子育てをしている野口さんに、里親になってどんな気持ちですかと聞くと、


人生大逆転❗️



直球で答えが返ってきました


これは見出しに使えるな!

私の話の内容の重要なところに、このキーワードを置かせていただきました


お子さんが欲しくて、お金と苦労を重ねて歯を食いしばって頑張っていた野口さんご夫婦


不妊治療の結果、お子さんができることは本当に素敵なことだと思います


実現できれば良いのですが、年齢やお金の問題など、なかなか難しいと言う方もいらっしゃいます


それが里親となって

今は幸せな時間を過ごしていると言う話を実際に聞いて良かったなと思うと同時に

日本でこの制度がさらに広まると良いなと思うようになりました



最後はお見送りをして、帰京しました


宮崎の皆さんありがとうございました


野口さんのInstagramです