アイドルグループ
私立恵比寿中学
エビ中の新春ライブ行ってきました



横浜みなとみらいにある
ぴあアリーナMMは
たくさんの人で賑わっていました



なぜ応援に来たかと言えば
メンバーの1人、安本彩花さんが
私のすぐあとに私と同じ血液がんである「悪性リンパ腫」になってしまい
それが縁で、“がん友”として交流が続いているからです

先日も、彼女の主演舞台を観に行ったばかりでした



私は毎年秋に、豊島区で
「リメンバーガールズパワー」と言う
がん啓発アイドル・チャリティーイベントの総合司会を務めているのですが
そこにやってきてくださるお客さんは、それなりにお年の男性の方も多いんです

なので、「アイドルライブを見に来たら、がんのことを教えてもらった」と言う
がん啓発イベントにはぴったりのお客さんたちとも言えます

ところが、エビ中ライブは見回してみると驚きました



若い人たちがとても多い
そして、女性が多い
アリーナは満席
人気の高さが伺えました

すると
「笠井!」
私を呼び捨てにする声が
振り返ると

なんですと!



三宅さん!!!
フジテレビの先輩アナ
なんでこんなところに…

と思いましたが、すぐ合点が行きました
ももクロの大ファンである三宅さん
エビ中は、ももクロの妹グループですからね

ももクロリーダーの百田さん、結婚おめでとうございます

三宅さんはほんとに、いろんなアイドルライブに足を運んでいるアナウンサー界のアイドルグループ応援団長みたいな人ですから(笑)

エビ中ライブは
本当に素晴らしかったです
感動しました

アイドルのライブは、嵐以来なんだけれども

エビ中、負けず劣らずの素晴らしいパフォーマンスでした

アイドルなんですが
各メンバーのパフォーマンスは
ロックバンドのボーカリストが
10人集まったような
そんな迫力なんです

可愛く歌おうとか
ダンスを揃えようとか
激しいダンスを見てもらおうとか
そういう、アイドルの基本事項というところではなく

歌と言うもののソウルを感じさせようとしている

その思いがすべての歌に詰まっていました

アイドルのコンサートに、たくさん足を運んでいるわけじゃないので、今のトレンドはよくわかっていません

アイドルがみんなでダンスを揃えて歌っているのは
とても魅力的です

ただ、我々世代のアイドルとは、確実に違うなと思ったのは
エビ中はソロパートにこそ魅力があるのだなと思いました

歌いつないでいく歌の魅力と言うんでしょうか?

それがエビ中の魅力だなと感じました

そして
ラストスパートに入るときに
彩花さんが、
「まだまだいけるかー!」
と言った時、鳥肌が立ちました

これだけ踊って歌ってそっちこそ行けるのか!

AKB48のライブ・メイキング・ドキュメント映画でも
感じたことです 

ここまでやるんだと

でも、皆さん、ほんとにパワフルだった

そして、その後
彩花さんがメインでバンバン歌って、あまりの凄さ、迫力、うまさ、その熱量に、涙が出てきてしまったのです

ほんとに元気になってよかった‼️
そして、辛い抗がん剤治療を受けてもがんサバイバーもここまでなれるんだと

彩花さん
あなたは私たち血液がんサバイバーの、とくにAYA世代(15歳〜39歳)のがん患者の光です


10人のメンバーは、それぞれとても個性的で
しかも皆、歌がうまく
このうまいというのが
普通のアイドルと違うんですよ

腹が座ってる歌い方と言えばいいのか

優しく頬を撫でてくれるような歌声ではなくて
ガツンと心に響く歌声なんです
そこがいいなと思いました。

特に彩花さんの歌い方が魅力的で
ソロなると体を折り曲げて姿勢を低くして曲に乗りながら
観客を鼓舞するように歌っていて
それはまるで男性ロックシンガーの姿とあまり変わらないんです

かっこいいですよ
さらに表情が豊か

メンバーの中で
1番いろんな表情するんです

そして、客席で、お母さんに会ってしまいました、

お母さんの斜め後ろに座っていたのですが、声をかけていただきました

思わず手をとってお話ししてしまいました
私よりも若いお母さま

お嬢さんががんを乗り越えるまでここまで本当に苦労されてきたと思います

同世代でもあり
まるで同士のような思いでした

一緒に観に行ったがん啓発チャリティー・イベント「リメンバー・ガールズ・パワー」実行委員長の柳澤さんは、仕事柄アイドルコンサートにたくさん足を運んでいますが

「エビ中はレベルが全然違う」と感心していました



エビ中のみなさん!パワー頂きました

素晴らしいライブありがとうございました