人気アイドルグループ

私立恵比寿中学(エビ中)安本彩花さんに、ついに会えました



主演舞台「持続可能性彼女」が幕を開けたのです


もうこれは絶対見に行かなきゃいけないと思いました



私が、血液がんである「リンパ腫」から社会復帰した2ヶ月後の2020年10月

「安本さんがリンパ腫に罹患」と言うニュースがネットをかけめぐりました


当時22歳、夢も希望もあるAYA世代(15歳〜39歳)


がんになってしまったショックと恐怖は大変なものだったと思います


56歳で罹患した私とは違う

若い人ならではの悩みと失望と精神的な負担が大きな困難となって襲ってくるからです


当時、私は何か力になれないかと事務所を通じて連絡をとりました


所属事務所のご好意によってつながることができて

LINEによる44歳の年の差交流が始まり、お互いに励ましあって来たのですが

ついに今日、会うことができました


初めて会ったような感じがしなかった


リンパ腫仲間ですからね


舞台で元気いっぱいお芝居をしている彼女を見ると、リンパ腫を乗り越えることができて、本当に良かったなと思いました


体調もすこぶる良くて

先生からも

「がんになる前の体に戻ったと思って活動していいですよ」と

言われてるそう


本当によかった!


舞台は、もう衝撃的でした

笑劇的、と言ったほうがいいかもしれません


宇宙船が事故を起こしてしまい、

4人の船員たちが、いずれ死ぬと言う状況の中、お互いを傷つけ合っていくと言うサスペンス

なんですが…


信じられないような展開を見せて

笑うしかありませんでした


これ映像では不可能なんですよね


「こんなふうになるわけないじゃん」

と、テレビや映画では意外と冷静に見ることができてしまうからです


ところが、舞台と言うのは、生もので、俳優たちの熱量によって、その矛盾を乗り越えて面白く見せることができる


昔の小劇場のような、一生懸命で、パワフルなノリに嬉しくなりました


お芝居を見ながら考えました


確かに、がんは治療がなかなかうまくいかない方がいるのも現実です

本当に苦労されていると思います


ただ、がんになったから、もう終わりじゃないんですよね



それを改めて、エビ中の安本さんに、板の上から教えてもらいました


「持続可能性彼女」は12月24日クリスマスイブまで

新宿シアターサンモールで上演中です


詳しくはこちらからどうぞ