船橋で保険関係のお仕事の皆さんを対象にしたセミナーがありました



お昼と夜、2回のセミナー
マチネ、ソアレです

この間、3時間ぐらい空いていたのですが、楽屋の中にいるのがちょっと窮屈だったので、船橋のカフェで過ごそうと会館の外に出ました

ところが、全然カフェがない!
喫茶店もない!

困っているところに、犬の散歩をしているご婦人がいらしたので声をかけました

「すみません。この辺、喫茶店はありませんか」

「あ、笠井さん。この辺がちょっとないですね。そこに一軒あるんですけれども。今日お休みで」




あー!残念😢

すると、このご婦人は、その臨時休業中の喫茶店の前に立っていたご婦人に声をかけました

「〇〇さん、この辺、他に喫茶店あったかしら、こちらの方が探してるんだけど」

「いや、ここは繁華街だから喫茶店は無いのよ。あ、笠井さんじゃないですか。何だったら、うちにどうぞー

なんですと!

いやいや、人の家に上がり込むわけにはまいりません

ところがよく聞くと
休業日の喫茶店「ベェルデ」のママでした

ご主人が店の中で何か作業をしてらっしゃっていましたが、快く私を、そしてお散歩中のご婦人も受け入れてくださったのです

なんてなんて優しいんでしょう

こーゆー、心の広い方々がいらっしゃるんです、世の中には

カウンターでしばし楽しくおしゃべりさせていただきまして、おいしいコーヒーもご馳走していただいて
すっかりお世話なってしまいました

お話をしてわかったのですが、もともとはこの街の古くからの葬儀屋さんで
コロナでお葬式がほとんどなくなってしまったので、喫茶店兼飲み屋さんを始めたんだそうです

確かに、うちの父の葬儀も通夜は母と我等3人の息子の4人だけ

葬儀もほんとにこじんまりとしたものでした

いろんなご商売の方がコロナで苦労されてるんだと思いましたし
やっぱり、人の心の痛みを知っている方なので
お優しいのだなと思いました



お写真を撮らせていただいたのですが、1番優しいママさんが写っていない!

あまりの優しさにカメラマンを買って出てくださったのです

カフェ&バー「ヴェルテ」の皆さん
綺麗で素敵なお店
コーヒーおいしかったです

そして、何より
その優しさに本当に感動しました
ありがとうございました

このご恩、忘れません