新作映画「魔女の香水」の舞台挨拶がありました


1日で3回の舞台挨拶!



桜井日奈子さんと平岡祐太さん


まずは日比谷


次の渋谷への移動時間も迫っているので

「笠井さん絶対押さないでください」

これが宣伝プロデューサーからの第一の命題でした

「できれば巻いて欲しい位です」


舞台挨拶で巻く(早く終える)ということはまずありません

大変難しい


 映画初出演のシンガーソングライター川崎鷹也さん。めちゃくちゃ好青年でした



1番右が水沢エレナさん


スタート直前

スタッフが慌てて来て

「笠井さん、開始が予定よりも5分遅くなります

しかし、イベント終了時間は変えないでいきます」

「つまり?」

「さらに5分巻いてください」


なんですと!


それは大変

そこでちょっと通常の舞台挨拶ではないような裏技的荒技を使って何とか時間を削ることにしました


台本も舞台袖での直前の大幅な変更となりますが

俳優の皆さんには


「普通にやっていただいて構いません。緊張するのは私だけでオッケーです」()


そう言って、私は舞台に登っていきました


そして時間内に収めることができたんです


 30年以上にわたって生放送に出演してきましたので、時間管理に関してはお任せください


そして、マスコミ皆さんの撮影を終え

「盛大な拍手でお見送りください」


とテンポよく俳優や監督を送り出した


のですが


通常ならお客さんからの盛大な拍手で、お見送りなのですが

拍手がパラパラ


なにこれ?おかしい


そう思った瞬間、思い出しました


忘れてた!


今回の舞台挨拶は、特別に最後に

お客さんのスマホで自由に撮影する時間を設けると宣言していたのです


時間を巻く事ばかり気にしていた私は

マスコミのフォトセッションが終わったところで、会見を終了させ、

早々にゲストの皆さんを舞台の下に下ろしてしまったのでした


「すみません!忘れてました。皆さん戻ってくださーい

お客さんの写真撮影を忘れてましたー‼️


もう会場、大爆笑です


そりゃ、お客さんも拍手しないわけですよ 


スマホの準備をしていたら

何、終わっちゃうの?

帰っちゃうの?

写真撮影しないの?


拍手してる場合じゃありませんから


キャストの皆さんも戻ってくださって無事にお客さんの撮影を済ますことができました


せっかく5分以上巻いて、予定時刻よりも早く終わるはずだったのが

予定時刻ぴったりとなってしまいました


でも、アクシデントがあっても押さなかったのは偉いですよね(不屈の自画自賛)


一行は日比谷から渋谷のシネクイントに向かいました


ところが!


渋谷シネクイントで

1330分から舞台挨拶が始まるのですが、道が混んでる‼️



9分前でもまだバスの中



3分前ぐらいにやっと着きました


ギリギリセーフ


上映を見終わったお客さんで

マスコミも入っていないので

そういう時って盛り上がるんですよね(笑)


そして、さらに30分後に

シネクイントで3回目の舞台挨拶  


余裕があるので、ようやくみんなで記念撮影ができました



左が魔女さん役の黒木瞳さん、1番奥が制作統括の菅原さん、一番右が宮武監督


今度は上映前のお客さんに対して 


最後の舞台挨拶では、私も撮らせていただきました


みんな手が邪魔(笑)


「魔女の香水」は、頑張っている女性たちの応援歌として

とても励まされる内容なので、よかったら劇場に足を運んでみてくださいね