昨日、今日、2日間は
「第1回福岡コ・クリエイティブ国際映画祭」
その2日目から参加してきました
誰1人取り残されることがないインクルーシブな社会を目指して
映画がそこにどう活用できるかと言う映画祭です
行ってみて驚きました
映画祭の会場は、中洲の中心地にある「中洲大洋劇場」
見ておわかりのように
戦前の昭和20年代にオープンした、まぁ歴史的な映画館でした
その中はどこを写真に撮っても映えるんですよ(笑)、
ロビーは、なぜかクラーク・ゲーブル特集の写真展
そして、事務所に入ると
似顔絵で我々を迎えてくださいました
暖かですよね
私は左上です
事務所のトイレは、昔のままでした(笑)
もちろん、ロビーのトイレはとてもきれいです
今回、私は3ステージ担当いたしました
木村文乃さん主演
事故で子供を死なせてしまう母親を静かに深く演じました「ラブライフ」
深田晃司監督がゲストにいらして
大変中身の濃いトークセッションを行いました
深田監督は、イタリアの映画祭から直接、高崎映画祭へ、そこから新幹線を乗り継いで博多に入ると言う超ハードスケジュールでしたが、とても明るかったです
さらに、夜には、
子供の視点をテーマに映画のシンポジウムを行いました
深田監督の他、クロージング作品として上映される阿部寛さん主演、母親を失ってしまう息子と父の感動ストーリー「とんび」の瀬々敬久監督
その脚本を担当した港岳彦さんも参加されて、九州大学の女性の先生方3人も交えてトークセッションを行いました
インクルーシブな視点から映画を読み解いていくと言うアカデミックなトークセッションとなり、とても面白かったです
あっという間の1時間半でした
そして、3日目は
中洲の商店街で、映画祭グッズの販売のお手伝い
その後は
綾野剛さんと黒木華さんの近未来ラブロマンス「シャニダールの花」の上映とトークセッション
石井岳龍監督をお迎えして、映画作りに関する独自の考え方を披露していただきました
ほんとに驚いたのは
この映画祭
九州大学の女性の先生方、3人が中心となって、手作りで作っている映画祭なのです
初日には是枝裕和監督も登壇すると言う、大変豪華なメンバー
映画会社も、配給会社も、代理店も入っていないのに、よくこんな大掛かりな映画祭を実現できたと尊敬するほどです
先生方、みんな疲れきっていました
それはそうですよね
今日の打ち上げの後はゆっくり休んでいただきたいと思います
本当に楽しく充実したアカデミックな映画祭でした
また参加したいです
スタッフの皆さんありがとうございました。お疲れ様でした