交通トラブルの話は、後ほどしますね

 

いろいろあって、予定よりかなり遅れて、石巻に到着しました

 

 

 

やっぱり、石ノ森章太郎さんの出身地

 

仮面ライダーや009が迎えてくれました

 

 

今月、注目の新作映画「シン仮面ライダー」もついに公開されますしね

 

まず、早速ここへ

 

 

仮面ライダーV3❗️に会いに…

ではありません

 

そのうしろの石巻市役所の中にある観光案内所です

 

 

 

今日はとにかく自転車で石巻の街を回ろうと言う計画です

 

これまでは車で回っていたので

初めてのこと

 

なんとか、最後の1台を借りることができて、しかも電動

 

 

 

乗ってみたらこれが快適

 

 

 

 

まずは、津波と火災で大変な被害を受けた門脇小学校へ

 

人が集まっているなと思ったら

TBSの特番をやっていました

 

 

 

局アナ時代の自分を思い出しました

 

12年前、当時何度この前を通ったことか

 

あまりにも悲惨で目にしたくないと言う地元の方の意見で長い間、幌をかぶっていた門脇小学校

 

震災遺構に認定されたことによって

校舎の両脇部分を崩して、真ん中の分だけが保存されることになり

しっかりと姿を現していました

 

 

 

そして

あっという間に海沿いの復興祈念公園に到着

 

 

 

早速

石巻市の慰霊碑のところに行くと

献花が

 

 

 

 

「おいくらですか」と聞くと

「ご自由にお持ち下さい」

 

私も花を手向けてお祈りすることができました

 

 

さらに、進むと、たくさんの人が集まっているエリアがありました

 

 

なんだろう、と行くと

「がんばろう、石巻」の有名な看板です

 

ほんとに、この前も数え切れないくらい通りました

 

私も

ここで246分を迎えることにしました

 

その時が来て、サイレンが鳴り

一斉に黙祷

 

様々な思いが去来しました

 

私は、津波の翌日から現場に入った人間です

 

ここで被災した皆さんの思いは、どれほど厳しく深いものか

それは時が経っても変わらないと思います

 

その後は、震災伝承館を訪問

 

 

 

読売新聞写真部の

当時、カメラマンの皆さんが撮影した写真の特別展示がありましたが

どれも心を打つものであり

目頭が熱くなりました

 

過去、何度も津波の被害に遭っている東北が、それこそ平安時代の昔から、どんなふうに津波を伝えてきたかと言う常設展示はかなり興味深く、訴えるものがありました

 

そして、外に出て、丘の上から眺めた石巻の沿岸部

 

本当にたくさんの住宅が密集していて、その瓦礫と住宅跡を何度も取材したのが思い出されます

 

こんなきれいな公園に整備され

以前の姿を知らない人には、住宅密集地だったことが信じられないと思います

 

だからこそ、津波を知っている者たちが伝え続けなければいけないのです

 

帰りに自転車で寄ったのは

創業100年になろうかと言う老舗の割烹「八幡屋」さん

 

 

 

ここの女将の阿部さんも、震災

当初からのお付き合いです

 

お店は水没してめちゃくちゃの状況でしたが

商店街の皆さんは、毎日、朝会をやって、みんなで支え合っていました

その中心人物の1人が女将さんでした

 

役場が計画していた街づくりとは違う自分たちならではの街を作りたいと

まちづくり協議会の皆さんと一生懸命、街を作り上げ、その目標を

達成するパワーを見せてくれました

 

とくだねの中継にも出てくださったんですよ

 

なんと、私の干支であるうさぎのボトルのお酒をいただきました

 

 

 

従業員の皆さんとも写真を撮って

タイムアップです

 

 

自転車で2時間ほど周りましたが、非常によかったです

わずか1100円!

リーズナブルでもありました

 

 

 

この後は、仙台宮城野区へ

 

私が津波の翌日、1番最初に入った被害地区に向かいました


妻、茅原ますみのブログ



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