32日、日本プロスポーツ大賞の司会

内閣総理大臣杯と言う名前がついている通り、総理大臣から授与される賞です

 

岸田総理大臣がいらっしゃるため

SPの人たちの警備など、通常の授賞式とは違った緊張感のもと行われました

 

 

「日刊スポーツ」より
 

大賞に選ばれた、プロボクシングの4団体制覇、井上尚弥選手に岸田総理から舞台上でカップが送られました

 

その直後にマスコミ向けの記念撮影が行われたのですが、集合写真を撮って終了となった時に

多くの舞台挨拶の司会で、舞台上記念撮影を経験している私は

 

「もうちょっと画作りしてもいいかな」

 

と瞬間的に思ってしまい

一言、声をかけてしまいました

 

「井上さん、すみません。カップを高々とあげて頂けますか」

 

岸田総理も、井上選手も、麻生会長も、「?」と一瞬戸惑っていましたが、すぐに理解してくださって、井上さんはカップをあげて下さいました

 

その後のネットニュースで、いくつものメディアがその写真をメイン写真として取り上げてくれていて、これは嬉しかったですね

 





写真は、スポーツ報知からお借りしました

 

ただ、反省点も多々ありました

 

授賞式の後の懇親会でのコト

 

 

 

何百人というお客さんが、大きな会場で食事をしながら受賞者と交流を持つと言う、コロナもだんだん日常化しつつあるなと言う光景でした

 

順調に会が進んで、最後の最後、秋山副会長が中締め挨拶をしてくださったのですが

 

その挨拶の最中、最前列のテーブルにぽつんと座っている

「特別賞」受賞

サッカー日本代表の森保一監督と目が合いました

 

「あ、森保監督あそこに座ってるんだ。後でご挨拶できるかな。初めてお会いするので、なんて言おうかな」

 

などと、懇親会が終わった後のことを、司会台で考えながら秋山福会長の挨拶を聞いていました

 

そして、秋山さんの挨拶が終わった直後、私のコメント

 

 

「森保さん、ありがとうございました」

 

 

一瞬、会場がざわめきました

そのリアクションで、私は自分が何を言ったかに気づきました

 

頭の中にあったことを、そのまま、あまりにも自然に喋ってしまったのです

 

「すみません、森保さんのことを考えていまして」

 

このフォローもおそまつ

まるで思春期の恋愛のよう()

 

確かに、この一言で、ざわめきは笑いに変わりました

 

後でスタッフから、「あれ面白かったですね」と言われましたけども、ウケ狙いではありません

 

しかも、秋山副会長には大変失礼なことをしました。申し訳ございませんでした

 

午前10時半からのリハーサルに始まって、終了がと確かに長丁場ではあったんですが

プロである以上、最後まで緊張感を持ってやらなければいけません

 

そのまま会は、なごやかに終了となりました

 

すると、森保監督が一直線に司会台に向かってきたのです

 

もう心の中は「なんですと!」

 

これは謝らなければいけないと思って、慌てて司会台を降りて

「大変申し訳ございません」

と謝ろうとしたら

森保監督の方から

「ごめんなさい、目があっちゃったんですね。なんとなく見ていて、申し訳なかったです」

 

もう、二重に申し訳ない

森保さんは何も悪くないのですから

 

やはりトップに立つ人の人柄と言うものは違うなと改めて感じたのでした

 

気さくに写真も撮っていただけて

雨降って地固まるとはこのこと

 

 

 

いや、これを「地固まる」と言ってはいけませんね

反省、反省です

 

さて、昨日、嬉しいニュースが飛び込んできました

 

殊勲賞とNHK 賞を受賞した車いすテニスプレイヤーの国枝慎吾さんが、国民栄誉賞に輝いたのです

 

前日に、日本プロスポーツ大賞の会場でお会いできたこと、本当に良い思い出になりました

 

 

 

おめでとうございます


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