今週は中日新聞/東京新聞で連載している、がんエッセイの掲載日でした


1月24日付け 中日新聞朝刊より


今回は「がん相談支援センター」の後編


全国453カ所にある、国が認めた「がん相談窓口」

がん患者でなくても、がんのことなら何でも誰でも相談できる

とても便利な相談窓口です


私も利用したことがあります


治療費が払えないかも


そんな相談にも乗ってくれます


「こんなこと聞いていいのかな?」と言うことを聞くための場所

そう説明すればいいでしょうか


とっても素晴らしい相談窓口なのに、利用している人が少ない!というか、知っている人が少ない


先日、保険業界の皆さんとお話をしたんですが、優秀な保険外交員の方でも、ほとんどの方がその存在を知らないんです


それもそのはず、世論調査をすると、日本国民で知っているのはわずか1割〜2


令和時代のがん患者が、生き抜くために大事なものは


「お金」「情報」


がんサバイバーである私はそう感じています


現実として、病院ごとの治療格差は存在しているので


自分の住んでいる地域で、どの病院で自分のがんを治療してもらうのが良いのか?


セカンドオピニオンはどこで受ければいいのか?


手術がいいのか?抗がん剤がいいのか?放射線治療がいいのか?


私のような「希少がん」のかたは、国立がん研究センターの相談窓口

「希少がんセンター」に問い合わせるのがいいと思います


特に希少がんは経験豊富な病院で治療していただきたいですからね


自分や家族のがんをネットで調べすぎると、ネットの沼にはまってしまって、心が病んでいってしまう方が少なくないので気をつけてください


がん相談支援センターは

【無料】ですから、どんどん利用してください


ただ、民間に色々と名前の似たサービスもあります


否定はしませんが、間違えないで下さいね


がん拠点病院内に窓口がある

「がん相談支援センター」です


それでもどこに電話していいかわからないと言う方


そんな方のために

最初に相談できる統一の窓口があります

それが

「がん情報サービスサポートセンター」


がんのことで困ったことや知りたいことはあるけれど、どこに聞いたり相談したらいいのか分からない
そんなとき、気軽に相談してください


生活や治療、療養に伴う不安を解決するお手伝いをしてくれます


がん電話相談

0570-02-3410

03-6706-7797

受付時間:平日10時~15時(土日祝日、年末年始を除く)




こちらに詳しい情報が載っています



こちらも、電話代以外、相談料は無料です

国が認めた相談窓口です


「がん相談支援センター」を紹介してくれたりもします


がんに関して、なんでも

疑問、不安のある方はぜひ利用してくださいね


私もがんになる前に知っていたらなぁと今更ながら思います