今日から三日間の入院
明日手術です
「CVポート抜去手術」と言って
抗がん剤投与のために右胸に埋め込んでいた抗がん剤注入口【カテーテル】を手術で抜く作業です
写真の赤丸の盛り上がってる部分
ここに点滴の針を刺して
1回につき、120時間【5日間】抗がん剤を投与し続けていました
これだけ長時間、腕から入れると、血管が固まってしまったり
そもそも、生活が非常にきつくなるので、手術によってCVポートを埋め込み、カテーテル(細い管)を血管につなぐのです
本当にCVポートにはお世話になりました
これにより、点滴の針を刺す痛みは全くなかったですし、抗がん剤投与中でも腕を自由に動かすことができました
がん再発でも、治療でもありません
CVポートを埋め込む手術をしたのが2019年12月20日
今日は2022年の12月21日なので
ちょうど3年
埋め込み手術直後に撮った3年前の写真がこちらです
お世話になったCVポートを取り除く日がやってきたと言うことです
入院をすると、なんと偶然にも、3年前に4ヶ月半お世話になった病室が空いていたのでそこに入ることになりました
とても懐かしい…
私の部屋の担当の看護師さんは、病棟の看護師のトップに昇格していました
当時お世話になった看護師さんやリハビリの先生にも再会することができて、本当に嬉しかったです
皆さんとても喜んでくれました
がんサバイバーであり、長期入院経験者なので、今回準備は「完璧」と思っていろんなものを持ち込んで入院しました
とにかく、パソコンや携帯電話等の電源確保が大変なので
延長コードや、充電のためのUSBコード、保温のためのミニ水筒
ちょっとした体温調節のためのベスト、入院当時着ていたおもしろTシャツ、ふりかけや塩、仕事道具等も含めてかなりの量になりましたが、入院中のQOL(クオリティー・オブ・ライフ=生活の質)を上げるためなので仕方ありません
ところが肝心なものを忘れてしまったのです
お箸と歯ブラシ(笑)
病院で調達することにしました
入院するときに気づいたんですが
入り口にとても大きなツリーが飾ってありました
3年前も同じ時期に入院したので、あったはずですが、気づきませんでした
あまりにも全身のあちこちが痛くて、そんなものを見る余裕がありませんでした
また、今回は、MRと言う製薬会社の営業担当の皆さんが院内でたくさん働いていることに目が行きました
背広姿で、2、3人でビジネスな感じで院内の廊下を病気でもないのに歩いている方たち
悪性リンパ腫は基本、手術をしないがんです
抗がん剤などの薬が頼り
その薬を開発してくれた方や、先生に届けてくださる製薬会社のMRの皆さんにも感謝の気持ちがとても湧きました
ここまで元気にしてくださった先生方や、看護師さん、ヘルパーさんに
いろんな皆さんに改めて感謝です
では、明日