いや、とっても珍しいんですが

きのう家族で公開初日に

「スラムダンク」を見に行きました

 

 

 

今年の正月映画の超注目作品

THE FIRST SLAM DUNK 

 

「絶対に見ておいた方が良い」と言う噂を聞いて、それなら初日に見に行こうと息子たちに声をかけたら

 

「僕たちも行く!」

 

父さんの財布目当てか()

 

実は、私と次男と三男は3人とも

高校時代

バスケ部だったのです

 

私は、中高6年間

中学時代は、レギュラーで活躍

 

中学時代の私

 

でも高校時代は万年補欠()

 

次男は高校にバスケ部がなかったので、友達と創部して初代部長

 

三男はバレー部などとの兼部でした

 

となったら、妻が行かないわけがありません

 

 

 

 

私が出演した

「ゴジラ2000ミレニアム」以来、20年ぶりの家族総出での映画鑑賞です

 

「ゴジラ2000ミレニアム」予告編より(笑)

 

 

スラムダンク劇場版

ほんとにもう超よかった!

素晴らしかった!

 

これは、令和時代の最新・最先端のスポーツ映画なんだなと

 

還暦近い私から

10代の大学生

20代社会人の息子たち

はたまたスポーツに興味がなくて、スラムダンクのこともよく知らない妻も大絶賛

 

全員大満足と言う

若者映画!

デートMovie

いやこれってファミリーピクチャーでもあった!

 

大変な魅力ある作品でした

これは当たりますよ

 

26年前の傑作大ベストセラー漫画を、今アニメ化する必要があるのか?

 

これには自信を持って

「今だからこそアニメ化できた」

 

今の技術がなければ、スラムダンクは映画にはできなかったと断言します

 

それは、最初のワンオンワンのシーンで明らかに

 

もう見た瞬間

「なんだ‼️これは」

と思いました

 

プレーの動きが本物なのです

このバスケプレーは

これはアニメーターが描ける動きじゃない!

 

モーションキャプチャーです

アニメファンならすぐわかる

そしてバスケファンならもっとわかると思います

 

モーションキャプチャーは

「ロード・オブ・ザ・リング」の不思議キャラクター、ゴラム

 

 

ゴラム

 

ーター・ジャクソン監督の

「キングコング」のコング

 

 

 

そして、「アバター」が有名です

 

 

 

体のあちこちにコンピューターとつながったセンサーをつけた俳優が動き、演技をして、そのデジタルデータをCGやアニメのキャラクターにしていくものです

 

とても自然でなめらかな人間の動きになります

 

大変お金がかかる技術

 

日本でも部のフルCGアニメで取り入れられてきましたが、ここまで本格的に徹底的に突き詰めた作品は日本では初めてかもしれません

 

その迫力に驚かされ

物語の中心となる北湘高校と強豪校の試合になると完全に圧倒されます

 

しかも、青春物語があってクライマックスに試合があると言う

ロッキー方式の物語では

ないのです

 

細かい事は言いませんけれども、これは凄いと思いました

 

まるで侍ジャパンが大活躍しているワールドカップ、サッカーをバスケットで見ているかのような興奮

 

これを見ないでどうするの!

と言う感じです

 

コロナで難しいかもしれないけど、応援上映ができたら最高ですね

 

しかも、今回のワールドカップ、サッカーを予言したようなシーンが出てきて、もうちょっと震えが来てしまいました

 

スラムダンクの製作者の皆さんは、今回のワールドカップサッカーを見て、自分たちが描いてきた

あのシーンがサッカーで実現しているので驚いたのではないでしょうか

 

面白いのは

「あれってCGなの?」と

上映後、妻がポカンとしていたことです()

 

これも極めて重要で

これまで日本のモーションキャプチャーアニメと言うのは

「どうもキャラクターの動きが変にリアルで不自然」と言う意見もありました

 

それが今回、高度な技術の開発によって何ら違和感なく実現できているのです

 

そして、プレイの迫力のひみつは、間違いなく、バスケの試合は、プロの選手など一流選手がプレイしたものをキャプチャーしていると考えられることです

 

アニメを見ていながら、私たちは実写を見ているような感覚に陥ります

 

「巨人の星」の消える魔球

 

消える魔球

 

もっと言うと、

「侍ジャイアンツ」の大回転魔球

 

大回転魔球、回転しすぎ(笑)

 

 

「アストロ球団」の分身守備”()

 

 

分身しすぎ!!!(笑) アニメ化ならず残念

 

 

と言った

漫画、アニメだからできると言うあり得ない技は出てきません

 

だからいい!

 

一流のバスケットプレイヤーの動きをキャプチャーしてアニメにする

 

現実にリアルに見ることができる最高級最高峰のプレイがつるべ打ちだからこそ興奮する

 

バスケットのことを全然知らない妻が興奮して「とても面白かった」と言うのは、本物のプレイを見た感動がそこにあるからです

 

さらに、キャラクターがとにかく超かっこいい

 

三男はとにかくストーリーが良かったと言う感想ですし

そんな中で長時間にわたる試合のプレイが本物であると言う事は、とても大きなことで

 

監督・脚本を原作者の井上雄彦さんが自ら担当する極めて珍しいタイプの映画なんですが、

これにより、この映画は成功したと考えられます

 

相当こだわったのでしょう

 

スラムダンクを映画化できるか?と言うところで、まず行われたのが技術開発だと言う話も聞きました

 

それがこれだったんですね

 

最後に、付け加えるならば

次男の座右の銘は 

 

「諦めたらそこで試合終了」

 

スラムダンク安西先生の伝説的名台詞

 

 

「スラムダンク」予告編より

 

就職試験の時に面接でこれを言い続けて今の仕事に就くことができたそうです ^_^

 

 

今の就活は、ビデオでエントリーする会社があり

その撮影のカメラは、私が担当してトークの指導も行いました

 

その時、三男にすすめられてスラムダンクの漫画を、その安西先生のシーンの巻だけを初めて読みました()

 

だからほとんどスラムダンクのことを知りません

 

全然知らなくて興奮できるんだから、やっぱり相当よくできてるんです

 

今回、作品の真髄に触れることができて、なんだかいろいろ嬉しい気持ちになりました

 

でも、やっぱり

家族みんなで楽しむことができたと言うことが1番ですね

 

 

 

スポーツやアニメに詳しくない、妻が書いたスラムダンクの感想がこちらです

 

 

 

 

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