本日チャップリン映画祭のトークショーを角川シネマ有楽町でやってきました
聞けば、チャップリンの映画は、ほぼ全てKADOKAWA映画が権利を持っているんですって
だから、大々的な映画祭ができるんですね
今日も「ライムライト」の上映会に150人近くのお客さんが来てくださってました
しかも
「ライムライトを初めて見た人?」
と手を上げてもらったところ
ほとんど全員、9割ものお客さんが初めて見たと、一斉にに手が上がったんです
今改めてチャップリンが注目され、評価されているんだなと言うことを肌で感じました
それはウクライナ戦争と無関係ではないと思います
第二次世界大戦の前からチャップリンは、戦争反対、世界平和を訴えていました
その政治的発言が共産主義的だと赤狩りにもあって、アメリカ追放処分を受けたりもしました
ウクライナのゼレンスキー大統領は、今年、カンヌ国際映画祭で「今、新たなチャップリンが必要です」と訴えました
世界の映画人に向けて、映画の中でも平和を訴えることの重要性を説いたのでしょう
今日のトークショーでは、30分間、チャップリンついての様々なお話をさせていただきました
メインテーマは
「音楽家としてのチャップリン」
チャップリンが手掛けてきた音楽を皆さんに聞いていただきながらお話を進めました
客席の皆さんの好奇心を満たすものであったなら幸いです
チャップリン映画祭は、これから大阪など全国を回ります
皆さんの地域にきたら、ぜひ足を運んでみてください
チャップリンは、単なる喜劇王ではない
素晴らしい才能を持った
類まれなる映画人なのです