富山の高校で授業をやってきました
「命の絆」と言う日本赤十字社の主催する献血の大切さを学んでもらう授業です
すると、控え室でうれしい再会がありました
訪ねて来てくれたのは
富山テレビ
尾川 知輝 アナウンサー
彼が新人アナ研修でフジテレビに派遣されてきた時の
いわば“教え子”です
4年ぶりの再会で、なんと私の
「献血授業」を富山のローカルニュースで取り上げてくれると言うのです
こんなに嬉しい事はありません
ローカル局のアナウンサーは
喋るだけではありません
企画して
取材をして
原稿を書いて
編集をして
そして放送する
本当に大変
東京のアナウンサーより、よっぽどジャーナリティックです
記者やディレクターの仕事を兼任する人がほとんどなんです
そうやって尾川くんが一から作ってくれたのがこのニュースです⬇️
とても丁寧なわかりやすい原稿を書いてくれました
私は入院中に2回輸血を行いました
大量の抗がん剤によって血液の成分がダメージを受け、鎮痛剤でも頭痛が収まらなくなってしまったので輸血する必要が出たのです
出血を一滴もしていないのに輸血をするなんて考えてもいませんでした
しかし、薬で改善しなかった頭痛が輸血によって1日で治ったのです
輸血用の血液は人工的に作ることができません
いかに献血することが大切なことか。多くの人の命を救っているか
そのことを皆さんに分かってもらう授業です
授業の後、控え室で尾川くんは
「笠井さんに学んだことを自分でも実現できるように、地元で災害等が起きたときには1番最初に出動するアナウンサーとしてがんばっています」
と、話てくれました
今、コロナの影響もあってか積極的にニュースの現場に出たいと言う若いアナウンサーが減っていると言う話を聞いたことがあります
基本は現場です
ですから尾川くんの話はとても嬉しく思いました
がんばれ!富山の尾川アナ!