アピアランスケアと言う言葉を知ってますか?

 

日曜日に有明のビックサイトで行われた朝日新聞主催Good Lifeフェアで参加したトークショー

 

 

 

 

 

そのテーマが「アピアランスケア」でした

 

私もそうでしたが、がんになると「命を助けて欲しい」と患者は切実に願い、「そのためならあらゆることを我慢する」というのが、昭和平成時代のがん患者でした

 

しかし多くのがん患者さんが、通院で抗がん剤治療行ったり、手術をしても1週間で退院できる時代になって、治療を受けながら生活をする時代になってきました

 

そうするととても気になってしまうのが抗がん剤や手術によって変わってしまった「自分の見た目」です

 

 

 

 

女性を中心に頭髪や眉まつげの脱毛、浮腫(むくみ)、肌のくすみ、しみ、爪の異常、乳房の切除、手術跡、様々な見た目の変化によってこの姿では生活できないと思い悩んでしまう人がとても増えているのです

 

それは医学や技術が進歩したからこその令和時代のがん患者の悩みです

 

そこで、これまでの姿に自分らしい姿に戻してもらうために容姿を整えるのがアピアランスケアです

 

当日は乳がんの専門医として何千件もの治療や手術を20年間にわたって行ってきた堀口和美先生にお越しいただき、お話を聞きました

 

 

 

 

 

堀口院長は乳がんの治療をやっていると、多くの患者さんが

がんの治療の進み具合と共に容姿の悩みを持っていて、問診ではその話になることがほとんどなので、こういった患者さんの声に応えようと、大きな病院を退職、美容の修行をして、豊島区巣鴨

アピアランスビューティークリニックと言うがん患者の変わってしまった容姿を整える専門のクリニックを始めたのです

 

様々な症状の患者さんの写真を現場で見せてくださいましたが

 

ほんとに抗がん剤の副作用による容姿の変化は様々あって

それが治療によって治っていくさまが如実に分りました

 

まだまだあまり知られていない医療です。

まずはこうした治療があると言うことを知ってもらって、思い悩んでいる方の選択肢の1つに入るといいですね、と先生は語っていました

 

私は頭髪や眉は元に戻りましたがなかなか元に戻らない方もいてそんな方の悩みは深刻だそうです

 

がんと共に生きる

治療しながら生活する

新しいがん患者のスタイルの中で「命を救ってもらったから、我慢なければいけない」と言う考えは変えられるということをトークショーで教えてもらいました

 

とても有意義な時間でした

 

 

 

 妻、茅原ますみのブログ


 

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