「男おばさん」で
浜野謙太さんにインタビューしました
月9ドラマ「ラジエーションハウス」が映画になったのです
日本で初めて、放射線技師を主人公にした医療ドラマです
関東地方は夕方、ドラマ版の再放送やってますよね
初めてお会いしたのですがとても楽しい人でした
浜野さんはもともとはミュージシャン
高校時代に、先輩である星野源さんと知り合って、その後一緒にバンドを組んだりしてたんですって
音楽活動は今でも続けていて人気があるんですが、俳優業での仕事がとても目立っているので
ミュージシャンだと言うことに気づいていない方もかなりいるんじゃないかなと思います
やっぱり俳優活動を始めたのも、星野源さんの影響があったからだそうです
そんなお話を楽しくさせていただきました
私が「ラジエーションハウス」が大好きなのは、自分の
「がん」と関係があります
体調不良を起こして、がんの検査に行った私は、
がんではなく「前立腺肥大」であると言う診断を受けました
ところが治療を行ってもなかなか症状が改善しないので2ヶ月ぐらいたったところで担当のお医者さんから「もう一度CTを取ろう」と提案がありました
そうしたところ、放射線技師の方が「骨盤に何か影があるのでさらに詳しく調べを進めた方が良い。がんの可能性が否定できない」と私の体の別の異変に気づいてくださいました
それがきっかけとなって、泌尿器科から腫瘍内科に移り、4ヶ月経ってようやく「がん」とわかったのでした
私も放射線技師・医師の方に命を救っていただいた患者の1人なんです
しかもやっぱり、どなたが見つけてくださったのかは未だにわからないし、お礼も言えていません
「ラジエーションハウス」の設定と全く一緒
放射線技師・放射線医師のみなさんは、病院の中の
「隠れたヒーロー」なんです
ですからドラマも
木村拓哉さんの人気検察官ドラマ「HERO」の構図を利用して、とても面白い作品を作り上げたんだと思います
2枚の写真を見比べてください
上と下の写真の登場人物の並び方に注目です
どちらの作品も
主人公の両隣は女性
しかも左側がヒロイン
その左側には背の高い癖ある役者さん(笑)
その左隣には、なんとどちらも八嶋智人さん
右側の女性の隣には
「HERO」の場合は勝村さん
そして「ラジエーションハウス」の場合は浜野さん
どちらも個性が強くてコメディー的な要素を持ったキャラクター
そうなんですよ
気づいている方も結構多いと思いますけれども、これはもう敢えてキャラクターの並び方を一緒にしているとしか思えません
どちらもメガホンをとっているのは鈴木雅之監督
フジテレビが誇るレジェンドディレクターの1人です
「マスカレード・ホテル」
「マスカレード・ナイト」
も鈴木さんなんですよ
みんなで一緒に出勤したり
みんなで一緒に帰ったり
検察や病院の輪番制の中ではありえないんですが
でもチームで依頼人や患者さんに向き合っていると言う感じが、
そしてキャラクター同士のとてもおかしな会話
主人公とヒロインの微妙な感情の絡み合いなど
「HERO」と同じにすることで
見ているこちらもそうと気づかなくても心地良いですし
とてもいいんですよね
多分、脳が覚えてるんですよ
「この面白さって知ってるけど何なんだろう、楽しいなぁ」
とね
新作の劇場版ラジハも、安定の面白さです
未知の感染症にラジハのメンバーが全員で立ち向かうと言う
病院どうするの?
なんて瞬間もあったりして
でもそのありえない感じが
リアルとフィクションのふしぎなバランスが
また楽しいんです
そして木村拓哉さんと松たかこさんの2人の関係はどうなのか?と気になったように
窪田正孝さんと本田翼さんの関係性、そこにも1つの答えが見えてきます
今月29日の公開日まで、男おばさんの放送とともに、楽しみに待っていてくださいね
☆スミマセン、昨日の記事から引越しました
コメントくださったペタさん、コメント消えてしまってごめんなさい