もう!キャラクターが多すぎて「アベンジャーズ」にはついて行けなかった!
 
「エターナルズ」?なんじゃらほい(笑)とお嘆きの50代以上の貴兄へ
 
お待たせしました!
 

 

 

現在公開中の「スパイダーマン ノー・ウエイ・ホーム」
もう最高に楽しめました
 

 

 

 
俺たちの「スパイダーマン」が帰って来たんです
 
今から20年、私たちがまだ若かった30代の頃始まった
サム・ライミ監督のスパイダーマン3部作
最高にクールで面白かった

 

 

 
そしてその10年後、私たちが40代の時に再起動したリブート版の「アメイジングスパイダーマン」2部作

 

 

そして、本作は、現在のスパイダーマン“ホームシリーズ”3部作の最終作品にして、過去シリーズ5作品の敵役キャラクターたちが復活する20年間の集大成なのです
 
大勢すぎて覚えられないアベンジャーズの仲間たちがたくさん出てこないのでご安心を(笑)。

 

 

私たちが若い頃に楽しんできたシリーズのテイストが帰ってきたのだ。
 
注目は、この映画がディズニーでないという点。
アベンジャーズシリーズはマーベル・コミックスを実写化した作品群であり、ご存じのように現在はディズニー作品
 
ところがスパイダーマンは、20年前からSONY作品として作られて来た歴史がある
しかし、SONYは新たな主役トム・ホランドで3回目のスパイダーマンシリーズを作る上で、ついにライバルのマーベルとコラボする道を選び、アベンジャーズの世界にスパイダーマンも登場するようになったというわけ
 

 

 

これが大当たりした
当初はさすがにディズニーと小競り合いがあったようだが、その山を乗り越え、ついにホームシリーズも3作目の最終章だ
(ちなみに、この「ホーム」とはスパーダーマンが“故郷(ホーム)”のマーベルに帰ってきたという意味だとか)
 
世界中でヒットを飛ばしてるアベンジャーズが、なぜこんなに日本でも受けるのか?
 
それは、日本には47年前に
「ゴレンジャー」から始まって今に続くスーパー戦隊シリーズがあり、“仲間たちと闘う”ヒーロー像に私たちが慣れ親しんでいるという点にあるだろう
 

 

そう考えると日本のグループヒーロー作品は「009」から
「ワンピース」まで枚挙にいとまがない

 

 

 

 

一方、「スパダーマン」は一人で戦ってきたヒーローだ
 

 

しかも、一部の人しかその正体を知らないという“孤高の戦士”というコンセプトは、55年前から「ウルトラマン」

 

 

50年前から「仮面ライダー」がやり続けていることで

 

 

「スパイダーマン」20年
「アベンジャーズ」14年の歴史より圧倒的な長さを誇る
 
前作「ファー・フロム・ホーム」で、スパーダーマンの正体がピーター・パーカーであると明らかになってしまったラストは
「ダンがセブンだったのか!」(50代以上は知ってる話・笑)とわかる「ウルトラセブン」の最終回と全く同じなのだ
 
ここは「ゴジラ」とともに世界に大いに自慢していい日本の特撮文化である
 
そしてついに、スパイダーマンシリーズが本作において、その「仮面ライダー」や「ウルトラマン」テイストを取り込んだことにも大いなる喜びをオジサンは感じている
 
本作の内容に、若い人たちは驚愕するだろうが、50代以上の我々は
「フフフそういうことね」と笑みを浮かべるよ
浮かべたいでしょ
私は浮かべましたよ
 
とにかく、ご同輩のみなさん!
若い人たちの映画だと思わずに、是非劇場へ
できれば、前作の「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」をネットで見ておくと、さらに楽しめる
 
さらにはIMAXで楽しもうじゃないですか!
 
そして、若い皆さん!
「アベンジャーズ」よりも歴史の長い「スパーダーマン」シリーズなので「知ってるよん」ではなく、過去のサム・ライミ版3部作、アメイジングスパイダーマン2部作をそれぞれ一つづは観ておくと100倍楽しめるので、ぜひぜひ
過去の悪役が出てくるんですからね
(フフフ)
 
「これは絶対にみたほうがいい」と勧めてくれた息子に感謝
ありがとう!!
 
*注意(コメント欄に感想を書く場合は絶対にネタバレしないように書いてくださいね)
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