お休みで、念願のスキーへ家族と友達家族と行きました







あれは2年半前、

三男が「スキーに行きたいから連れて行って」と頼んできました


非常にうれしく

「絶対に行こう」と約束しました


しかし、スキーシーズンに入る直前に「がん宣告」

しかも入院は最低でも4ヶ月

退院はゴールデンウィークになってしまいます


スキーの約束が果たせなくなったことは本当に無念でした


なぜなら三男は自分の意思で何か頼み事をしてくるということが滅多になかったからです


何か三男に起きているのかもしれない

父親として支えにならなければいけない時に「全く自分は役に立たない」と言うその状況に涙しました


子供たちにがんを伝えた時に

三男の第一声は

「スキーはいけないんだね」

本当に落ち込みました


そんな私を見て妻は三男に

「来年行けばいいじゃない」と言い

三男も理解してくれたのですが


その時ステージ4だったので

「来年は無いかもしれない」

と出そうになった言葉を飲み込みました


しかし、抗がん剤が効きました

何とか乗り越えることができて

翌年スキーシーズンを迎えたと思ったら


コロナです

スキーはまたも延期


それからさらに1年が過ぎ

そしてようやく、三男とのスキーの、約束を果たせる時がやってきました



快晴の青空で、軽井沢のスキー場は雪質も良く、最高のレジャースキー日和でした  




本当にうれしかった


初めてスキーを履く三男でしたが

わずか1日で

メキメキと上達しました


あの時誓った

絶対に戻って

三男とスキーに行く


その夢が叶ってとても嬉しく思います 



 

三男の黄色いスキーウェアは

私がソルトレーク冬季オリンピックの時の取材ウェアとして、来ていたものです



2002年ソルトレーク冬季五輪 

スキージャンプ競技取材


三男が生まれたのはこの翌年です

そのウェアを着てくれました


私はまた、スキーを楽しめるようになりました


感謝です