今日は、明日の豊島区のイベントのリハーサルが、池袋の劇場ブリリアホールでありました

「おめでとうございます」と言いながら、仕事を始められるのは
やはり素晴らしいことだと改めて思っています

年賀状やSNSのコメントで

「去年は大変でしたね」とのメッセージを寄せてくださる方もいらっしゃるのですが
私が悪性リンパ腫で入院していたのは実は《一昨年》なんです

早いものでもう2年が経ちました
あの時はこんな風に社会復帰できるなんて思えなかった…というか、
そんなふうに社会復帰したいと強く願って過ごしていました

クリスマスもお正月も病院の中ってやっぱりきつかったです
 

 

なんだかなぁと言う2年前のクリスマス

 

何とか病室のお正月を盛り上げようと

自分で入院前にダイソーで買った門松と鏡餅

赤いシートは妻が持ってきてくれた

 

おそらく今、厳しい思いで病院で過ごしていらっしゃる方もいると思います
でも…
希望は捨てないでください

血液がんステージ4の私でも、
ここに戻ってくることができましたから

確かに家族と一緒にいると、笑ってるばかりにはいきません
今年の年末年始は普通に、喧嘩もしたし、頭にくることもあったし…
でも一方で、みんなで大笑いもしました

それが日常であり素敵なことなんだと、大きな病気をするとわかるようになるんですよね

健康な時はそのことになかなか気づけませんでしたけれど

年末には高校生の
三男が「日本酒を買ってきて」
と言うので
時期的にも年齢的にも、ちょっと早すぎないかなと一瞬焦ったのすが
なんと
「料理を作るための隠し味に使う」と言うことでした

(笑)

そして
丁寧に時間をかけて腕をふるって作ってくれた料理がこちらです

 

 

 

鮭とキノコのホイル焼き
親バカかもしれませんが、ほんとにおいしかったんです

三男は私ががんになって入院してから、本格的に料理に取り組むようになったので、
「がんになって悪いことばかりではない」と思うようにしています

年明けは長男が実家に帰ってきてくれて、久しぶりに家族5人が揃いました
やはり嬉しいし、楽しかった

また、親族が集まって数年ぶりの新年会もありました
昨年父がなくなったので
「おめでとう」を言わない新年会でしたが、親族が集まってくれて
母はとてもうれしそうでした
 

 

私と次男、三男は、母から
太極拳を教わってポージングしてみました

 

 

母以外は、どう見てもダチョウ倶楽部の
「ヤー!」
あるいは、
ウルトラマン!
 
ですよね(笑)
 
今年はこんな風に平穏な日々を送りたいなと思います
けれど、なかなかどうして
人生山あり谷ありが当たり前
なので
やっぱり喜怒哀楽のある一年になるでしょうね

でも、できるだけ
喜楽
を多くできるよう
今年も謙虚に丁寧に頑張ります
どうぞよろしくお願いいたします
 

 

 

末娘のアーニャです

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