『泣いた』
『素晴らしかった』
ーーー終演後、そんな感想が届いています

嬉しいです
『感動的な朗読舞台だった』
…ようで、良かったです

 
 
 
スタッフの方には
『これまでで一番泣いてるお客さんが多かったんじゃないですか?』
と言う方がいて、最高にうれしかったです

舞台の後半で、
「ここまで噛んでないなぁ、この調子で行こう」

と思った次の瞬間
「胸ポケット」が「胸ポケッチ」になりました(笑)

やっぱり作品に集中していないとだめですね

でも、終わった瞬間に妻から
「素晴らしかった」
と、ひとこと、
感想がLINEで送られてきました

何をやっても1番厳しいのは妻です
本当のことしか言いませんから(笑)
だからほんとに嬉しかったです
 


今回自分でも驚いたのは、
舞台の上で、2回泣いたことです

これまで朗読舞台劇など
板の上での仕事は何度かしていますが、
泣いたのは、初めてのことでした

朗読をしながら
感情が溢れてくるそんな自分に
少し感動もしてしまいました

主人公の少年を演じた太田夢莉さんも、
「泣いて鼻水をどうするか困りました」と言ってましたが
全く同じ感想です

鼻水が垂れているんだけど
舞台上で拭いていいのかどうか
ほんと困りました
 
従順な犬役は、元宝塚トップスターの凰稀かなめさん
 同じ舞台に立てるなんて感激でしたが
かなめさんも喜んでくれました
 
驚いたこともありました
それは共演者の台本です
 
野良猫役がとっても上手で、笑いをたくさんとっていた陳内将さんの台本を見せてもらったら、自分のセリフの名前のところにボールペンで丸が入ってるだけ
 
あとは少し演出家の注意のメモのみ
ですから見た感じが白い
 
陳内将さんの台本
 
信じられませんでした
いつもこんな感じだそうです
 
一方私はと言えば、これ
 
 
 
私の台本❗️
 
 
蛍光ペンで色を変えて、ボールペンも色変えて、とにかく何かあったら色で注目させるというのが、実は、10代の高校生の頃からの癖でして(笑)
 
浪人時代なんて蛍光ペン命でした
 
役との向き合いは
人によっていろいろだなと…
 
語り部、父親、脱走兵、軍人
と、今回いろいろな役を朗読しましたが
しゃべり手としても本当に勉強になりました  
 
そして、舞台の醍醐味を感じることができ、
舞台の素晴らしさをあらためて再認識できました

今回、朗読のお仕事を下さった皆さんに
そして支えて下さった皆さんに感謝です
ありがとうございました

また機会があったら
チャレンジしたいです
 
 
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