悪性リンパ腫と長年向き合っていた瀬古昴さんが、
34歳の若さで旅立たれていたことがわかりました

 
(時事通信より)

明るく前向きに生きる姿を、
「がんマラソンのトップランナー 伴走ぶっとび瀬古ファミリー!」(文芸春秋企画出版部)として
先月、出版されたばかりでした
 

日本のマラソンランナーのレジェンド瀬古利彦さんを父に持つ昴さんらしい本のタイトルです

寛解が期待された時に、転移が見つかり…
本当に大変な日々を過ごされてきたと言う事ですが、ご本人は常に前を向かれていたそうです

ただ過去のインタビューなどを拝見すると、
死にたくなった瞬間もあったと話されていて、本当に頑張ってこられたんだなと言うことがわかります

がんは乗り越えられる病気になってきた!
そう信じていても、やはり厳しい現実もあります

家族は私に
「がんは、乗り越えられる」と言い切らないほうがいいんじゃないか
と、時々忠告してくれます

けれど、がんは戻ってこられるんだと皆さんにお伝えする使命もある、と自分は感じているので、口にしてしまいます

瀬古さんも、希望を捨てずに
がんと向き合っていらっしゃいました

確かに厳しい現実もあり、
同じ悪性リンパ腫の方も、きっとショックを受けていると思います
私もです

でも、報道によれば
瀬古さんは決して諦めなかったそうです

最後の最後まで、らしく生き抜かれた…

出版されたばかりの本はとても評判が良く
今もアマゾンで品切れ状態が続いていますし、本屋さんでもなかなか手に入らないようなんです
早くみなさんが読めるように、増刷されるといいですね
 
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