この週末、1本のボクシングの映画が公開されました

松山ケンイチさん主演

「BLUE/ブルー」
 

こんなボクシング映画は、
これまで見たことがありませんでした

主人公の松山さんがプロボクサーなのに、とにかく弱い!

となると、ロッキーのように、
最終的にすごい強さを見せるサクセスストーリーかと思うと
そーゆー話でもない

とにかく弱い、勝てない、ダメボクサー

ところがこの話が心に刺さるのです

弱くてもボクシングが大好きで、
後輩たちに馬鹿にされても引退しない

そこが、強さ❣️

何があってもへこたれない
前向きな姿勢
これが見る者の心を打ちます

幼なじみとの淡い恋模様も絡んできて、
松山さんを応援せずにはいられないのです

実はこの映画の完成記念イベントの司会を担当させていただきました
 
 
柄本時生さん、木村文乃さん、松山ケンイチさん、東出昌大さん、そして吉田恵輔監督
 
吉田監督は
ボクシング歴30年と言うキャリアの持ち主で、
満を持してのボクシング映画
細かいところまで嘘がないように気を配って作ったそうです

ですから、ボクシングシーンも、
ロッキーのように大げさなものではなく(あれはあれで楽しいですけどね)、
非常にリアルなボクシングシーンが出現しています

プロが思わず、そうそう!
とうなずいてしまうような小ネタも満載で、色々な人が楽しめる作品です

コロナ禍にあって、
多くの日本人がくじけそうな今、
そんな人たちを励ましてくれる映画、
それが「ブルー」です

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