完全寛解!
皆さん、とても嬉しい報告ができます!
昨日、病院の診断で主治医の先生から「完全寛解です」とのお言葉をいただきました!
万感の思いで先生と握手した瞬間を妻が写真に撮ってくれました
もう、とってもとっても嬉しいです。
やりました!
主治医の先生は、本当に慎重に、治療や診断をしてくださいました。
感謝しかありません。
「これからは、経過はちゃんと観察していきましょう」と言ってくださいました。
治療に当たってくださった先生方、看護師の皆さんには、なんとお礼を言っていいかわかりません。
そしてブログやInstagramにコメントを寄せてくださった皆さん。
本当に本当に、
ありがとうございました。
皆さんがいたから、ここまで来られた!と、心からそう感じています!!!
がん治療中の方や、がん経験者の方も多く、具体的アドバイスや励ましの言葉に、「こんな目にあってるのは自分だけじゃないんだ、闘っていのは自分だけじゃないんだ」と、どれだけ力付けられたことでしょう。
優しい言葉には、何度も涙したこともありました。
SNSは今、様々な観点から問題になっています。
それによって傷つき、立ち直れなくなった人たちもいます。
「とくダネ!」でも、ネット社会や、SNSの危うさをずいぶん特集し、自分でプレゼンしました。
一方で、今回の私のように、SNSの人と人とのつながりによって、とてつもないパワーをもらうことができると言う、SNSにはとても良い面もあることを改めて実感しています。
局アナ時代は、アナウンス室でSNS管理責任者でした、アナウンサーの仲間たちが、SNSで傷つかないように見守っている役と言えばいいでしょうか。
しかし、会社を辞め病気になってみて、ブログやInstagramをやっていなかったら、自分の闘病期間中の生活は、どんなふうになっていたのでしょう…
IT技術は、人から生きる力を奪うことも、人に生きる力を与えることもできる。
使い方1つでこうも違うものかと痛感しています。
そして、やはりなんといっても救いになったのは生身の人間の絆。
同僚だったり、友人だったり、
思いもよらぬ人からのお手紙やメッセージなどの言葉に大いに励まされたりしました。
昨日深夜、完全寛解を報告するとリモート電話でわんわん泣いてくれた後輩も…。
いろんな人に支えられてきたなと言う気持ちでいっぱいになりました
そんな中で何よりも私にとって重要だったのは「家族」です。
大病をして強く強く感じました。
それまでは、
「家族って大変、家族ってめんどくさい」
なんて思うこともありましたが、悪性リンパ腫と告知されてからは、妻や息子たちにどれほど救われたことか…!
「完全寛解」と言う診断を家族は本当に喜んでくれました。
なかでも、普段口数の少ない高校生の三男が、興奮して電話口で「よかったよかった」を連発し、
「ありがとう」とまで言ってくれてもう嬉しくて、嬉しくて!
次男は病院へ行く前に
「寛解の結果は出ないと思うよ。でも気落ちしないように」
と言う変な励ましを笑いながらしてくれました。
長男は昨日も、病院に付き添ってくれました。
妻はそうした家族を温かくも厳しくまとめあげてくれました。
一時は死ぬことを覚悟した私を
とにかく励まし続けてくれました。
気弱になる私を導いてくれました。
涙を見せずに笑顔で居続けてくれました。
感謝してもしきれません。
様々な人への感謝の気持ちを胸に
新たな人生を生き直していきたいと思います。
退院してから多くの人に
「これからは無理をしないように」
昨日は、
「飛ばしすぎないようにね」
と同期にも言われました。
わかっています。
人生観は確かに変わりました。
でも今は、テレビ、ラジオ、講演、執筆、etc.…。早く仕事をしたい気持ちでいっぱいです。
ただ、まだまだコロナがどういう状況なっていくわかりません。
都庁もレインボーブリッジも真っ赤なままです。
本格的に復帰したいと思っていますが、まず今月は慌てずに自宅でのリモートワークを中心にやっていこうと思っています。
皆さん本当に本当にありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします。