退院、そして緊急事態宣言も解けたので、この特集はもういいのかなぁと思ったのだけれども、
とても面白いリモートドラマをYouTubeで見つけてしまったので紹介することにしました。
まずはいつものように、
しゃべ猫ちゃんから
姉妹猫チャンネルより
皆さんも自粛生活が長かったのでダイエットしなきゃいけない人
多いのではないでしょうか?
しゃべるといえば、
人間だってすごいことしゃべるんです。
この動画知ってる人結構いるかもしれませんが、何度見ても面白いので是非見てください。
あははは。
これを見つけて字幕を入れた人のセンスは本当に凄いと思う。
アナウンサーとして言わせていただくと、いくら大逆転の勝利のすごい試合だったとしても、よくこのテンションで実況し続けられるなぁと。
実際は一体何をしゃべっているのかそっちもものすごく気になりますよね。
さて、ここで今日の本題です。
緊急事態宣言が全面解除となって、ようやくドラマ映画の撮影現場が再開しそうな状況になってきました。
ゴールデンタイムのドラマも軒並み再放送。
しかしこれが結構視聴率とってるんですよ。
大きな声では言えませんが、私
「逃げ恥」、今まで1回も見たことがなかったんです。
TBSホームページより
超面白いですね。
息子に馬鹿にされました(笑)。
そんな中で、新作と言えばやはり
「リモートドラマ」
キャスト同士が打ち合わせの段階から一緒になることなく、全く別々の場所で撮影をしてそれを監督が1つの作品に仕上げて行きます。
以前紹介した
「カメラを止めるな リモート大作戦」の他にも
NHKの新作リモートドラマ群、
行定勲監督の2本の新作
など質の高い面白い作品が次々出ているんですが、
ここにきて、リモートドラマの
1つの完成形とも言えるような、とても面白い作品が昨日から無料でYouTubeで公開されてるんです。
それが
「2020年 5月の恋 」
Wowowホームページより
質の高いドラマを制作していることで定評のあるWOWOWが初めて作ったリモートドラマ。
しかも、大泉洋さんと吉田羊さん
「Wよう」のW主演(笑)。
贅沢ですね。
昨日、その第一夜を見たんですが
まぁこれが面白い。
まず、これまでの作品は、
パソコンについているカメラや、スマホのカメラを中心に使って、2人以上の人間がリモートでの会話をしている姿を映していくのが基本でした。
自粛期間中.多くの人が楽しんでいたスタイルと同じで共感を得られていました。
当然、俳優の顔のアップが中心となりその表情の芝居が楽しめるのがミソです。
ところが「5月の恋」は、これまでの作品とは明らかに違っていて、会話のツールが普通のスマホなのです。
大泉さんと吉田さんは、
既に離婚している元夫婦で、
大泉さんが間違い電話をしてしまったことで、久しぶりに
"望んでいない会話"をすることになるというのが物語の発端です。
面白そうでしょ(岡田恵和さんの脚本がまた冴えてる)。
相手の顔が見えない状態で会話をするのが前提となっていて、
カメラも顔のアップではなく
ほぼ全身の姿が映っている引きのカメラの長回し。
相手の様子がわからない中で進む会話が見ているこちらにとってもイマジネーションが膨らみとても面白いのです。
ある意味、リモートドラマであると言うことも忘れてしまいそうな作風。
これは新しいと思いました。
しかも真面目に話している2人の会話の内容が本当におかしくてゲラゲラ笑ってしまいました。
なのに急にしんみりさせたり、
さすがに2人の名演技に魅せられるんです。
監督は、新進気鋭、
「トイレのピエタ」
「ハナレイ・ベイ」の
松永大司監督。
映画ランドより
昨年、国の新進芸術家海外研究制度で選ばれ、国のお金で1年間ハリウッドに留学し、勉強してきた注目株です。
Wowowもいい人に目をつけています。
本作は
YouTubeで公開しています。
1話は15分ほど。
今晩夜9時公開されるのが
第2話。
非常に楽しみです。
YouTubeはいつでも見られますので、仕事が始まった皆さんもぜひ。この作品で疲れを癒してください。
では、こちらでどうぞ。