昨晩、NHKスペシャルで白血病を克服した池江璃花子選手の特集をやっていました
NHKスペシャル「ふり向かずに 前へ 池江璃花子 19歳」ホームページより
私は2階で.妻は1階のリビングで偶然にもこの番組を見ていました。
同じ血液の病気で、彼女が退院したまさにその2日後に私が入院したので、私は池江さんに励まされながら入院生活を始めたと言っても過言ではありません。
妻は、彼女のそのひたむきな姿が切なく愛おしく、
ずっと泣きながらこの番組を観ていたそうです。
池江選手は、私が入院している間、着実に歩を進めていました。
トレーニングを重ね、2週間に1回通院し、ついに水の中に入る許可を得たのです。
その水に入った瞬間の、直後の彼女の幸せそうなのびのびとした泳ぎ、それは、水泳選手・池江璃花子復活の瞬間であり、今回のドキュメンタリーのハイライト。
NHKスペシャル「ふり向かずに 前へ 池江璃花子 19歳」ホームページより
彼女は、「すごい」「すごい」を連発。
本当に嬉しそうなその笑顔は、
自分を取り戻した喜びに満ちていました。
NHKスペシャル「ふり向かずに 前へ 池江璃花子 19歳」ホームページより
それを見ながら、自分はスタジオで収録したり、生番組に出演したりしたら、同じような幸せを感じるんだろうなと、
早くそのような日が来ることを期待している自分がいました。
今、ほとんどの番組が、コロナ対策でリモート出演と言う形をとっています。
ところがこのリモート出演が、私の仕事復活を早めようとしています。
うまくすれば今月中に、リモートでの番組出演は可能です。
自宅にいながらにして仕事に参加できるんですから。
自宅療養をしている身としてはこれ以上の事はありません。
池江選手は「自分と同じ病気の人たちの励ましのために、どん底から自分が上に登っていく姿を見てもらいたい」と
しっかりとした眼差しで語っていました
果たして私は?
自分のことで精一杯で、そんなふうに自分を位置づけて入院生活を送って来ませんでした。
ただ
毎日Instagramやブログを更新していく中で、
自分の前向きな入院生活が、同じようにがんと向き合っている人たちの励みになっているのかもしれない、と感じることはありました。
池江選手には本当にがんばってもらいたいと思います。
番組を見て、自分もしっかりと前を見据えて一歩一歩踏み出していかなければいけないと強く感じたのです。