ブログをご覧になっている皆さま
もう既にご存知の方も多いと思いますが、今月中に退院できることとなりました。
当初、主治医の先生からは、
「入院は早くて4ヶ月、場合によっては1年を覚悟しておいてください」
と言われていたので、
「長かった」
と感じる一方で
「こんなに短い期間で退院できるなんて素晴らしい」
と言うのが本音です。
ただ、両手放しに喜んでいるわけではありません。
退院の後、本当にがんが消えてなくなったのか?最終的な体のチェックがあります。
さらには、ここから、
笠井信輔にとっての
「コロナとの戦い」が初めて始まります。
自分が長期にわたって病室から出られずにいることを足がかりに、
「皆さんだって、外出せずに我慢できるはず」と
#うちで過ごそう
を発信させて頂きました。
皆さんの苦労と不安は、寄せられたコメントを読んで理解しているつもりです。
ようやく私の番が回ってきたのです。
退院が決まった途端に、岡江久美子さんが亡くなり、東京都の感染者数は1日161人を記録しました。
岡江さんは感染後、
自宅療養をしている中で
急変をし、あっという間に亡くなってしまいました。
コロナは、それだけ恐ろしい
私は、無菌状態だったこともあるこの部屋から、ウイルスの蔓延している世界に、初めて飛び出すのです。
そこで昨日、私の呼びかけで、LINEでの家族会議を行いました。
最近流行の、スマホで顔を見ながらの対話です。
そこで家族と確認しあったのが
「自宅内#セルフロックダウン」
今、私が自宅で感染してしまったら、免疫力が低下しているので
大変危険です。
担当の先生からも、
「自宅内では家族と会話をする時には私も家族もマスクをしておくように、できれば1メートルから2メートル離れて会話をするといいですね」
などアドバイスを受けました。
だとしたら、私は家族との接触を、極力避けるべきなのです。
退院したからといって、
家族と食卓を囲んで賑やかにお祝いするなどと言う事は考えてはいけないと思いました。
私は自室にこもります。
食事も1人。
食事の上げ下げ時も
家族に会わないようにします。
皆さんが人との接触を8割減らす努力をしているように。
私も人(家族)との接触をしなしよう努力します。
それが、自分の命を守ることにつながると考えるからです。
家族は、私の訴えをストレートに受け入れてくれました。
しかし
やっぱり
笠井家はちょっと違うなと思いました。
深刻に話をしていたのですが、
みんなが次々といろいろな仮装をしていくので、話の内容よりもその仮装が可笑しくて可笑しくて…!私はそのうち声を上げて笑い出しました
免疫力が上がりました。
深刻になりすぎて、自らを追い込みすぎるのも良くないなと、
笑顔もまた自分の命を守る方法なんだなと
妻や3人の息子たちに教わりました。
家族には本当に感謝です。
病院の先生や看護師さん、
コメントを寄せてくださった皆さん。
励ましてくれた友人、知人のみなさん。
ここまでありがとうございます。
これから始まる新生活
しっかり頑張ります
#うちで過ごそう
#セルフロックダウン
#病院の皆さんありがとう
#働いている皆さんありがとう
#働けない方に支援を