昨日ついに「テセウスの船」が最終回でした。
最終回の視聴率19.6%
すごいなぁ。
こういう時、
「このドラマ見逃さなくてよかったぁ」
「ちゃんと流行に乗れていてよかったぁ」と安堵する自分がいます。
「おっさんずラブ」のときにはずいぶん悔しい思いをして
正月に一気見しましたからね(笑)
この3カ月間、日曜夜9時は本当に楽しましてもらいました。
昨日は抗がん剤がまだ残っていて体が相当きつかったんですが、キリンとテセウスでなんとか乗り切ることができました。
面白いドラマを見ている時は、
倦怠感とか忘れちゃうんですよね
本当に感謝しています。
でーーーー
真犯人…
はずれました(笑)
というか、当たった人いたのかな？
これから見る方のために、ネタバレしないように書きますけども、
当たった方いたらコメント欄に
「私は当たったよ」と書いてください(笑)。
そうそう
今回、新たなのことをやろうと思うんです。
【コメント欄
ネタバレあり！】
で行こうと思います。
私はネタバレは書きませんが、
皆さんが書くコメント欄には
自分の推測したこと、
疑問に思ったこと、
納得したこと、
気づいたこと、
どんどん書いてください
ですから結末を知りたくない人は、絶対にコメント欄は読まないでくださいね。
さて、テセウスですが
本当に毎回ドキドキ、
「心(竹内涼真)さん、どうすんだよ」
「もう無理でしょ」
なんでつぶやきながら見てました。
ただ最終回に関して言わせていただければ、最後の30分ちょっと急ぎすぎたかなと。
これ正直な感想です。
新しい情報がたくさん出てきて、
(抗がん剤の影響なのか)うまく理解する前にあれよあれよと言う間に真犯人が出てきた感じでした。
最終回を1時間半スペシャルにするのではなく、
もう一話増やして、最終話を前後編2時間にすると、さらに楽しめたのかなと、
理解もできたのかなと。
まぁ視聴者の勝手な感想ですけれどもね
古今東西タイムスリップものは、最終的なオチが難しい。
常に「タイムパラドックス」が問題になります
過去に干渉することによって未来(現在)を変える、未来(現在)が変わってしまうことを、バタフライエフェクト」(バタフライ効果)といいます。
その代表作が、
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
1985年公開
まさにバタフライエフェクトをにぎやかに物語に取り込んだ傑作SFアドベンチャー映画でした。
日本映画で言えば、
自衛隊の部隊が丸ごと戦国時代にタイムスリップしてしまう
「戦国自衛隊」がタイムスリップものの傑作だと思ってます
1979年公開
戦車と刀が戦うことになって
「歴史は我々に何をさせようとしているのか？」
と言う名ゼリフが生まれましたから。
「テセウスの船」は、過去に戻って未来(現在)を変える、タイムスリップとミステリーを融合させた非常に凝ったドラマでした。
ただ細かいことを言い始めると、
タイムスリップ物の結末には
どうしても色々と矛盾が生じてしまうんです。
これを「タイムパラドックス」(過去を改変したときに生じる矛盾)といいます。
多くの作家たちは、タイムスリップの後、時間が現代に戻った際、矛盾が生じないように様々なアイディアを練ってきました。
一方、「ドラえもん」の世界では、タイムパラドックスは、あまり関係ないと言っていいと思います。
ドラえもんは過去に戻ると色々
のび太くんたちに注意事項を言います。
タイムパラドックスが生じないように(過去を変えて現代がおかしくなってしまわないように) 、と言うドラえもんの配慮です(笑)
でも結果的にタイムマシンで自由に過去に戻って、やりたい放題(笑)。
恐竜だろうがインカ帝国だろうがなんだろうがいろんなことに干渉して、
それで戻ってきて翌日から
大抵いつもの日常に戻りますので(笑)
何でもありだなと思います
しかしテセウスは違います。
視聴者は、主人公(心先生)の何度かのタイムスリップを真剣に見届けて、
変わってしまった現在にめちゃくちゃ驚いたり、焦ったりしてきました。
バタフライエフェクトによって、変わってしまった現在からさらに過去に戻れば、
その過去もさらに変わったものになると言う、
サスペンスとしては相当面白い展開でした。
しかし最終回のエピローグ。
これをどう理解すればいいのか？
誰が何をどこまで覚えていて、
心(竹内涼真)さんは、どの時点から現在をやり直したのか？
いったい家族(特にお父さんとお母さん)は、過去に起きたことのどこまでを覚えていて、今を生きているのか？
せっかく、抗がん剤治療が終わったのに、考えるだけで、また夜、眠れなくなるのです。
特にあの指輪がね…ニヤリ。
では皆さん、
テセウス最終回のネタバレ感想よろしくお願いします。
ネタバレしたくない方はコメント欄は読まないでくださいね。
