今日からリハビリが始まりました。
4回目の抗がん剤治療が終わり
体調が良くなるにつれて
筋力の衰えが急速に進んでいることを強く感じていました。
少し歩くだけでも足腰が定まらないのです。
体がぐらぐらする。
目が回るのではありません。
脚が体を支えきれない。
入院生活も2ヶ月を終えて、 残りの2ヶ月をこのまま過ごしたら
退院する時にはまともに歩けなくなるという危機感が募り、
担当の先生に「リハビリを受けたい」とお願いしていたのです。
今日は初日なので、
リハビリの先生の指導のもと
体がどれほど硬くなってしまっているか?
どれほどの筋力が残っているか?
の、確認から始まりました。
「体、柔らかいっですね」と、ホメられた。
簡単な筋力トレーニングをやり
(↑けっこうキツイ)
そして、階段での上り下りトレーニング。
うちの病院は階段が隠されているので(←ホント)、
この2か月間、エレベーターしか使ったことがありませんでした。
どこに連れてゆくの?と思ってついてゆくと
「こんなところに、あったのか!」
やっぱり、入院患者には階段は隠されていました(笑)。
「とくダネ!」時代は番組が終わると、スタジオのある3階から、アナウンス室のある15階まで、私は毎日12階分、階段を登っていました(←自慢&有名)。
後輩アナがつきあってくれる日もあり、ー緒に登ったのは良い思い出です。
ですから階段の上り下りは「大得意!」のはずだったんですが、
2階分登っただけで息が切れてしまい、
しかも、まともに階段が降りられないんです。
怖い…ころびそう。
先生がいてよかった(ホッ)。
「大変なことになっている」と体で実感することができました
これからリハビリは毎日行うそうです
嬉しくなりました。
単調な入院生活の中、
リハビリという「変化」と「張り合い」が生まれる喜びがあります。
頑張らないといけません。
最後にアンケートに目標を書きました
【退院時、足の筋力を通常の状態に】
と、書いたのですが、
ペンを持つ手が抗がん剤の副作用のしびれと震えで、
まるで誘拐犯の「脅迫状」のよう。
「おい!俺の足を、あと2か月でもとに戻せ!さもないと…」
「さもないと何だ?」
「退院できないじゃねーか!」
脅迫じゃなくて、懇願なんですよ。
全部で20分ぐらいだったでしょうか?
みなさんからすれば、何でもないことですが、
私にとっては久しぶりの「大運動会」
スッキリ(←あ、裏番組)したと同時に
「頭汗」💦が噴出。
タオル巻いてないと大変!
退院まで2ヵ月あります。
それまでに、筋力を復活させる。
明日も頑張ります!
おっと、寝る前に、課題の運動をしないとね。