「何もない日も、テレビはある」
最近テレビを見ていて、もっとも心に刺さったCMです
これってまさに私たち入院患者のためのCMだと思いました
毎日、本当に何もないんですが(検査と抗がん剤の投与くらいですもん)、
その、これといって何もない生活の重要な娯楽のひとつがテレビなんです。
スクープ連発の”あの週刊誌”、病院内のコンビニで買えない日はありません。
いつでも売ってます。
でも「テレビ誌」は売り切れで買えないことがあります。
そりゃそうですよね、新聞も取ってない中、テレビ番組表の載ってるテレビ誌は入院患者にとって重要な情報源ですから。
実は、入院するまでは、忙しくて自宅でバラエティ番組を見る時間がほとんどありませんでした。次男が大好きな「ホンマでっかTV」と「チコちゃんに叱られる」をビデオで一緒に食事中に見る程度。
しかし、入院中は、たっぷり時間もあるので、バラエティー番組に目がいくようになりました
今日は、たまたまテレビをつけたら
「クイズ、99人の壁」でした。
なんと番組史上、最年少の7歳の新幹線マニアの小学生対99人の鉄道会社の車掌さんや旅行会社のおじさん、おばさんたち。
鉄道好きの私は真剣にそのクイズを楽しんでしまいました。
よく知ってるんですよ、またこの小学生が、おまけにかわいくて。
私も小学生の頃から鉄道好きでね(今もですが…)。
小学生の頃の私
さらに長男も小学生の頃、かなりのマニアで、西武池袋線の始発から駅名を全部覚えて スラスラ諳(そら)んじてました。
それで、「鉄子の旅」というマンガにも親子で出してもらいました。
自分が漫画になるなんて,またとない経験でした。
「鉄子の旅」第3巻
▼第21話/親子で楽しむ伊豆の旅
~フジテレビ笠井アナ、子連れで登場~(小学館)
さて、「99人の壁」
その小学生の次のチャレンジャーは石原良純さん。
ごめんなさい。良純さん、そこでチャンネル変えちゃいました(笑)。
すると
「炎の体育会TV」で、スキー対決をやってるではありませんか。
これまた私は子供の頃からスキーが大好きで
大学の時はスキークラブに入って夏は筋トレ、冬はその仲間たちとスキー競技会を渡り歩く生活をしていました。
大学(早大レスポワールスキークラブ)時代の競技会での私
番組では、元オリンピック代表選手と子供たちのガチ対決!楽しい番組でした。
見ていて思い出しました。
私も若い頃、番組で加山雄三さんとスキー対決したことがあったんです。
「加山キャプテン・コースト」という加山さん経営のスキー場で、
今から30年前ぐらいですから、加山さん50代前半。
今の私より若いころです。
私もスキー1級でしたので、忖度なしの真剣勝負に。
結果はギリギリ負けてしまい、めちゃくちゃ悔しい思いをしました
さて「炎の体育会TV」はスキーの次はバスケットボール対決!
これまた私が中学・高校6年間、部活動でやってきたスポーツです。
オリンピックの女子バスケ日本代表選手と芸能人との対決は、とにかく楽しくて目が離せませんでした、
私は中学校時代はレギュラー選手で生徒会長もやっていたので正直言って、後輩の女の子たちに人気者でした(ホント)。
ところが高校に入ると、泣かず飛ばずの万年補欠。
試合に出られるのは、
「めちゃくちゃ勝ってる時」か「めちゃくちゃ負けてる時」の最後の
1分。
キビシー!(←財津一郎さんのモノマネで)
しかし、それでも「絶対に負けてはなるものか!」と補欠選手のまま卒業まで部活動を続けたのは良い思い出です
さあ、夜9時になって
「有吉ダマせたら10万円」というバラエティのスペシャル番組が始まりました
予告のCMが面白そうだったので見なきゃと思っていた番組。
タレントや歌手が出てきて、有吉さんに「嘘か本当か?」と出題をするんですが、
このシンプルな番組構成がめちゃくちゃ面白いんです。
マッチが登場した時には、
「元レーサーの私は縦列駐車できるでしょうか?」
とか
「私は8段の跳び箱を跳べるでしょうか?」
マッチと1対1のトークをしながら、有吉さんが推理をしていくんですが、トーク番組としての面白さも半端ないのです。
この番組の企画をした人は頭がいい。
多分、高視聴率ですよ。
4月から即レギュラー化したほうがいいと思います。
(↑辞めた人間が余計なお世話)
あと入院して面白いなあと思ってハマってるバラエティが
土曜の午前中、HeySayJUMPが出ている『いただきハイジャンプ』と、関ジャニ∞の『関ジャニ∞クロニクル』の2本。
とにかく、「くだらね~」とか思いながら、どちらも毎週爆笑しながら見ています。
「こんなに面白い番組が土曜の午前中にやってたのか?」という発見がありました
最後に、もう1つ最近のお気に入りを。
毎週火曜日夜の「華丸大吉&千鳥のテッパンいただきます!」
もう本当にこれも面白くて 、
消灯後の時間なので、大騒ぎしないように見ています
出ている4人は、もちろんのこと、ゲストに呼ばれている芸能人も本当に楽しそうな番組で、
華丸大吉さんと千鳥の4人をメインMCするという組み合わせを考えた人!
うまいところに目をつけるものだなと感心してます。
これまで見なかったバラエティー番組との出会いは、まさに入院したことによる「足し算の縁」の1つですね。
勉強になります。
「何もない日も、テレビはある」
実は、このコピーが私に刺さるわけが、もうひとつあります。
「何もない日も、ブログはある」 (笑)。
そうなんです!
♪毎日、毎日、僕らは鉄板の…
じゃなくて、
♪毎日、毎日、僕らは病室の、中で寝ていて、いやになっちゃうよ。
だから、何もない(今日のような)日があると、
「ブログどうしよう!」
と、なってしまいます。
「書くことがない日は、書かなくていいですよ」
と、皆さんは、優しいコメントを寄せてくださいますが、
体調がよければ、私は
「書くことがない日も、書きたいんです!」。
わかるかな~。わっかんないだろ~な~。
(↑松鶴家 千とせのモノマネで)
って、松鶴家 千とせが、「わっかんないだろうなあ」