南紀白浜への初めての旅だった。
羽田から1時間ちょっとで、南紀白浜リゾート空港に着いた。
行く前に、行ってみたい場所をいくつか調べておいた。
夕食を取るために「とれとれ市場」に最初に行った。
いろんなお土産だけでなく、フードコートもある。
海鮮丼と魚の頭を食べた。
海鮮丼は美味しかったが、魚の頭は大きさの割に食べる所は少なかった(残念)。
滞在した白良荘グランドホテルに戻り、温泉でホッとした。
2日目は、パンダが中国に返還されるアドベンチャーワールドにまず行った。
通常は10時オープンだが、9時半に早めにオープンとなった。
パンダは2か所で見ることができた。
いずれも中国への返還の前に、検疫もあってガラス越しとなっていたので、光があたりかなり見ずらかった。
それでも工夫して、何枚かいい写真は撮れた。
イルカのショーは、フィナーレでの何頭ものイルカが飛ぶ様子は、海でイルカウォッチングを見るようだった。
イルカと人の親しみを感じさせる場面もあり、イルカにも感情があるのだろうと思った。
動物を見て歩くルートでは、ヒヒ、ヒグマ、キリン、チーター、像、数種の山羊、水牛、バク、サイ、カンガルー、ライオン、フラミンゴ、ワシ、ポニー等を観た。意外に多くの種類の動物がいた。
帰りのバスの時間がほとんどなく、お土産を買うのは諦めた。
帰りは、三段壁と千畳敷の自然の造形を見学した。
ギザギザの壁がつながっている三段壁、エレベーターで海水の様子も見ることができた。
岩場がひろくつらなっている千畳敷、天気が良かったのですべることはなかったが、濡れていたら危ないと感じた。千畳と言われるだけあって、広範囲で、全部を歩くことはできなかった。
自然の力を改めて感じた。
ホテルの人に食事の場所を聞いていたので、夕飯は早めにホテルから歩いて行ける寿司にした。予約してなかったので、店にいれたのは1時間あまりだったが十分に満足した。
大阪からのお客さんがいたので、少し会話したが、時間が短かったこともあり私の方から尋ねるばかりだった。
ホテルに帰って、温泉を楽しんで休んだ。
3日目は、白浜エネルギーランドの見学だ。
エネルギーの事を子供たちが学ぶにはいい所だ。
子供に話しかけるコンテンツが多くあった。
空中散歩のVRも体験した。自分の家でも、同じのを観たいと思って、VRヘッドマウントとソフトを探すことにした。
昼は、和歌山ラーメンを食べた。麺は細目でスープはさっぱり系だったかな。まずますの味だ。
次に、海中展望台にバスで向かった。バス停で降りてから場所が分からず、工事のガードマンをしていた人に聞くと、親切に教えてくれた。海中展望台の帰りにお礼を言うと「気を付けて」と返してくれた。
海中展望台には歴史を説明する表示もあった。今のは2代目だそうだ。初代は、台風の時に、船が流されぶつかり壊れてしまい、再建築したそうだ。
階段を50段程降りた所には、直径60cmほどの窓がいくつもあって、そこから外を見ることができた。
多くはタイのようだったが、後で、温泉で一緒になった人と話して、餌をやっているから集まっているのではということだった。
海中展望台の次は、近くの露天風呂「崎の湯」に寄った。海の間近にある大きくはない浴槽に浸かって、前から入っていた方とずっと話した。
和歌山市から高校野球の応援に来た帰りだそうだ。白浜の昔の様子とか、仕事の話とか、勤めていた会社が私の郷里のいわき市にある平工業高校から100名近くを採用したことの話も出た。数十年前のことで、経済状況が大きく変わったことも話題になった。
風呂をあがり、次の京都大学白浜水族館や南方熊楠記念館を目指したが、バスを間違えたのを途中で気が付いたが、そのまま、「とれとれ市場」に行くことにした。
「とれとれ市場」では、寿司を食べた。具も大きく美味しかった。自分用に味噌汁のパックを買って、京都大学白浜水族館や南方熊楠記念館に向かった。バスの本数が少なく、バスセンターに戻り、歩くことにした。
30分程歩いて、京都大学白浜水族館に入った。かなりの数の魚介類が展示されていた。水槽を見ながら行ったり来たりしていると「離れた、コバンザメが離れた」との声がしたのでそちらに行ってみると、コバンザメが泳いでいた。コバンザメを見るのも、泳いでいるのを見るのも初めてだった。泳ぎ終わるとガラスに頭をつけて垂直になった。
次に南方熊楠記念館に向かったが、5時には門も閉めてしまうということで、途中までで記念館には行く着くことはできなかった。門の管理をしている人によると、その辺一帯は、白浜町が管理しているとのことだった。次の機会には来てみたい。
帰りのバスの時間を見ると、30分程後だったので、来た道を歩いてバスセンターに向かうことにした。
途中では、円月島(えんげつとう)を見ることができる。島の真ん中に大きな円があって、日没をその円の中での写真はインターネットや観光案内でも見ることができる。
行く時も、そこで写真を撮っている人がいた。その人とは、バス停で少し話した。撮った写真をYOUTUBEにアップするのかと聞くと、そうではなく友達に送っていると言っていた。香港から来た人だった。写真をいくつか見せてくれた。私は次のバス停で降りたが、もう少し話をすればよかったと後で思った。
旅先では、いろんな人と話す機会がある。そこで知り合った人と後々までつながる人もいるが、その場限りの人も多い。そういった人の交差でも、少しでもその国や地域のことを知る切っ掛けになるのではないだろうか。知ることによって、争いではなく平和な世界に近づくのではないだろうか。