『への字』に口を結んだ顔をご覧になったとき、

皆さんはどんな感覚をおぼえるでしょうか。 


A お近づきになりたい 

B できれば遠ざけたい 


 おそらくBを感じるのではないでしょうか。 


 『への字』は観相学的には

  意志が強く、リーダーシップがあるのですが

  他方では自己中心的でユーモアがなく 

  自意識過剰と映ります。


 しかし、『への字』は 

かなり心の姿勢が反映していますから

固定的な姿ではありません。 


 心が『弥勒菩薩』のような 

アルカイックスマイル 

をしようと決めれば

 瞬時に『顔つき』は変わるものです。 


 人の顔つきというのは変わり続けていくものです。


 だったら 

周りに幸福感を与える『顔つき』

にした方が良いですよね。 


 それが『福相』です。 


 福相とは幸福感を示すもの。 

貧相とはこの幸福感が感じられないもの、

と区分けしても差し支えないでしょう。 


 幸福感のない人は 

どんなに美人に見えても 

マネキンのように血が通わない存在です。 


福相は心のひだが細部にわたり、

豊かさなのです。 


貧相は心のひだが枯れている。 

 造作の問題ではなくて 

福相と貧相とでは 

どうも心の運ばせ方が異なるのですね。 


福相の人は無理しなくても

自然に周りを明るくさせます。 

明るさはさらに明るさを増し続けていくので楽天的。


貧相の人は周りに陰気さを伝えます。

陰気さが陰気さを誘導して、

陰気さを強くしていくので何事も悲観的。 


相とは心の映し鏡なのです。 


そこに明るさへ導く心を抱けば

次第に福相になっていくのですが

貧相の人は常に自分を正当化することにこだわり、

どこまでも利己的なので

『明るくする正当性』に抵抗があるでしょう。 


 顔は、

豊かに、面白く、明るく、開放され、

エネルギッシュな心と包み込む氣持ちがあれば

日々『顔つき』は変わってきます。 


 福相とは形式的表面的なものではなくて

『心の有り様』で千変万化するものではないか、

と私は思います。 


 あなたは美人だと言われたいですか、 

それとも 


また、会いたい!


と思われたいですか。 


また会いたい、と思わせる人。

それが『すっぴん美人』です。


アルカイックスマイルにすることを

決めれば確実に『顔つき』は変わり、

あなたの運も好転すること間違いなしです。 


今回も最後までお読みいただきまして

ありがとうございました。